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冬~春のガーデニングで育てる「ギョリュウバイ」ピンクや白の小花がカワイイ!

LIMO / 2022年1月12日 9時45分

写真

冬~春のガーデニングで育てる「ギョリュウバイ」ピンクや白の小花がカワイイ!

花が少ない冬の時期に、梅によく似た可愛い花で庭を彩るギョリュウバイ。

マヌカハニーの蜜の源となる花を咲かせることでも注目を集め、日本でも人気が高まっている植物です。

今回は、ギョリュウバイの育て方を紹介します。

ギョリュウバイとは?

Close to Me Photography/Shutterstock.com

フトモモ科ギョリュウバイ属(レプトスペルマム属)

常緑低木

原産地:オーストラリア、ニュージーランド

参考価格:700~1200円前後(4号ポット苗)

かわいらしい赤やピンク、白色の花を咲かせるギョリュウバイ。花の形が梅、葉の形が「御柳(ギョリュウ)」という植物に似ていることから、日本では「ギョリュウバイ」と呼ばれています。

マオリ語で「マヌカ」とも呼ばれ、日本でもお馴染みのマヌカハニーの蜜源としても知られています。

Liga Cerina/Shutterstock.com

ギョリュウバイの育て方

暖かい地域が原産のギョリュウバイは比較的寒さが苦手。関東以西では屋外で冬越しでき、耐寒温度はマイナス5度です。

寒冷地では鉢植えで育て、室内で冬越しができるようにしておきます。霜には注意して育てましょう。

ギョリュウバイの植え付け

苗を選ぶときは密に葉が茂り、葉色のよい株を選びます。一般的にギョリュウバイの植え付け適期は4~6月と9月です。

鉢植えの場合
購入したばかりの苗は鉢が小さく根が詰まっていることが多いので、早めにひと回りからふた回りほど大きな鉢に植え替えて下さい。

ギョリュウバイを鉢植えで育てる場合、1~2年に1回は鉢を替える必要があります。

用土は市販の草花用培養土を使うと手軽です。3割ほど赤玉土を混ぜるとさらに水はけがよくなります。自分で腐葉土、赤玉土、川砂等をブレンドして作ってもよいでしょう。

地植えの場合
ギョリュウバイを地植えにする場合は、日当たりや風通しが良く、真夏の西日が当たらない場所を選びましょう。天気のよい日に作業して下さい。

植える場所を決めたら植え穴を掘ります。大きさの目安は苗の根鉢よりもふた回りほど大きく、深さは30センチ程度必要です。

M Rutherford/Shutterstock.com

植え穴を掘ったら、腐葉土などの堆肥を掘り起こした土に混ぜ込みます。堆肥を混ぜ込んだ土を使って、苗を植え付けていきましょう。植え付け後は、しっかりと水やりをして下さい。

水やり

鉢植えの場合は表土が乾いたタイミングでたっぷりと水をあげて下さい。乾燥を嫌いますが、過湿も同じように苦手。水やりのタイミングは注意が必要です。

地植えの場合は、植え付け直後は根付くまでたっぷりと水やりをしますが、その後は自然降雨のみで問題ありません。極端な乾燥が続く場合のみ水やりをします。

肥料

ギョリュウバイは基本的にあまり肥料を必要としない植物です。地植えの場合は肥料を与えなくても構いません。鉢植えの場合は、3月と11月頃に緩効性肥料を株もとに施します。

剪定

ギョリュウバイは剪定のタイミングも大切です。夏から秋にかけて花芽が付くので、9月以降に剪定してしまうと翌年の花が咲かなくなってしまいます。

花後の5~6月頃に、全体のバランスを見ながら混み入った枝を整理しましょう。

ギョリュウバイは枝を密に茂らせながら生長する性質を持っています。そのため、茂った枝を適度に切り落とし風通しを良くする「透かし剪定」が必要です。

透かし剪定をせずにギョリュウバイを放置してしまうと、枝が密に込み合って幹に日光が届かなくなり、風通しが悪くなるなどして株が弱ってしまいます。

ギョリュウバイを健康に育てるためには、剪定は必要不可欠。本来は数メートルまで生長する植物なので、樹高をコンパクトにしたい場合は、全体の3分の1くらいの枝を切り落とす強剪定をおこなうとよいでしょう。

patjo/Shutterstock.com

植え替え

ギョリュウバイは生長が早いため、鉢植えで育てている場合、1~2年に1回は植え替えが必要になります。5~6月が植え替え適期です。

鉢から株を引き抜き、古い土を落とし根鉢を3分の1ほどを手でほぐします。傷んだ根があれば切っておきましょう。

新しい用土で鉢に植え付けたら植え替え後、約10日間は直射日光に当てず明るい日陰で管理します。問題なく育っているのが確認できたら、日なたに戻しましょう。

まとめにかえて

寒さにあまり当てないこと、適切な剪定をすることがギョリュウバイを元気に育てるポイントです。

ギョリュウバイは花付きも良いので、花の少ない時期の庭に可愛らしさを添えてくれる貴重な存在です。

ぜひ、冬から春のガーデニングに取り入れてみてください。

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