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江崎グリコの株主優待制度、その内容と特典を解説【2022/23シーズン最新】

LIMO / 2022年4月24日 4時50分

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江崎グリコの株主優待制度、その内容と特典を解説【2022/23シーズン最新】

個人投資家向け株主優待研究シリーズ

シリーズでお送りしている「個人投資家向け株主優待研究」。

株主優待は各企業の決算期が関係します。ここでは決算期が近く、投資家の注目が集まる銘柄情報をピックアップしてお届けします!

今回は食品メーカー大手「江崎グリコ」(中間決算:2022年6月30日)をとりあげます。

最近、つみたてNISAやiDeCoを活用した「投資信託派」が増えていますが、たまには株式投資にも目を向けてみませんか?「消費者目線」で株主優待を楽しむ根強いファンが多くいます。(※編集部注)。

今回は、株主優待の内容とともに、株式投資を始める際の注意点についてもお伝えします。株式投資のメリットとデメリットを知った上で、優待ライフを楽しんでいけるとよいですね。

さっそく、江崎グリコの株主優待制度についてみていきましょう。

※【参考記事】ロイヤルホストを運営するロイヤルHDの株主優待制度、その内容と特典を解説【2022/23シーズン最新】(https://limo.media/articles/-/28933)

江崎グリコ「株主優待制度の概要」

優待対象

毎年6月30日現在、100株以上保有の株主

優待内容

Glicoグループ製品

贈呈時期

12月上旬頃の年1回

贈呈基準

100株~499株

継続保有期間3年未満:市価1000円相当のGlicoグループ製品

継続保有期間3年以上:市価1500円相当のGlicoグループ製品

500株~999株

継続保有期間3年未満:市価2000円相当のGlicoグループ製品

継続保有期間3年以上:市価3000円相当のGlicoグループ製品

1000株以上

継続保有期間3年未満:市価4000円相当のGlicoグループ製品

継続保有期間3年以上:市価6000円相当のGlicoグループ製品

■注意事項■

継続保有期間3年以上とは:株主名簿基準日(6月30日、12月31日)の株主名簿に同一株主番号で連続7回以上記載されたことが条件となる

相続、贈与、株主名簿からの除籍等により株主番号が変更になった場合は、その直後の基準日から起算する

Koondon/shutterstock.com

※その他の詳細は、江崎グリコ「株主優待のご紹介(https://www.glico.com/jp/company/ir/stock/benefit/)」より、最新の情報をご確認ください。

上場企業の株主になるには?手続きはどうすればいいの?

まず、証券会社に口座を開設し、株式を購入する必要があります。

店舗のある証券会社、インターネット証券会社などがあり、投資家自身の利用スタイルによって使い分けるとよいですね。

口座開設から投資判断、売却タイミングの意思決定など、すべて自分で判断できる!という方であれば、インターネット証券会社が便利でしょう。

銘柄選びなど、投資アドバイスが欲しい場合は、ファイナンシャルアドバイザーがいる店舗型証券会社を選ぶと心強いかもしれません。

株主優待制度に挑戦する際の注意点

ここからは株主優待を手にする前に、ぜひ知っておきたい一般的な注意点を紹介していきます。

その1:「株主権利確定日」と「権利付最終日」を意識しよう

株主優待を受けるためには「株主権利確定日」(たとえば、半期及び通期の決算日)や「権利付最終日」を意識する必要があります。

注意すべき点としては、決算期の最終日当日に株式を購入しても、「株主権利確定日」の株主名簿に株主として名前が載りません。株主情報を反映するのに2営業日必要とするためです。

したがって、株主優待を得ようとするのであれば、「株主権利付最終日」までに取引をしておく必要があります。

株主権利付最終日とは、株主がその株式を保有することで株主優待などの株主権利を受けることができる最終売買日です。

たとえば、6月30日が決算の会社であれば、権利確定日と権利付最終日は以下のようになります。

株主権利確定日

6月30日

株主権利付最終日

6月30日の2営業日前

ちなみに、権利付最終日の翌営業日は「権利落ち日」と呼ばれます。

株主優待を受けるには、いつまでに株式を購入すればいいの?(2022年6月30日決算)

 

権利確定日:この日までに株主名簿に名前が載っている必要があります

権利付最終日:権利確定日の2営業日前!(この日までに株式を保有している必要があります)

権利落ち日:権利付最終日の翌営業日

その2:株式投資はあくまでもリスク性資産

優待内容につい目が行きがちですが、株式投資には株価変動リスクや倒産リスクがあることも心得ておく必要があります。

株主優待と同様に、配当に期待される投資家も多いのですが、配当は原則として、最終利益の中から分配されるものです。

よって、投資先の企業の業績が悪化すれば、配当が減ったり(減配)や配当がなくなる(無配)可能性があります。また、株主優待の内容も業績しだいで変更となることがあります。

このように、株主優待の内容もさることながら、投資対象として成立するか?という視点も持っておきましょう。

まとめにかえて

株主優待は、上場企業の株主になってはじめて手にすることができます。

ただ、その株主優待を手にするということは、株式「投資」をしていることにほかなりません。

「優待の内容は魅力的だけど、投資先としてはイマイチ……」といった場合、「塩漬け」状態の銘柄を抱えてしまうケースも珍しくありません。

株価指標(PER・PBR・ROEなど)を参考にするほか、企業の業績などに関するニューにも高くアンテナをはりながら、銘柄のオトク度を見極めていけるとよいですね。

参考資料

江崎グリコ「株主優待のご紹介」(https://www.glico.com/jp/company/ir/stock/benefit/)

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