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貯蓄型保険って知ってる?掛け捨て型保険との違いは?

LIMO / 2019年2月28日 18時0分

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貯蓄型保険って知ってる?掛け捨て型保険との違いは?

「いざという時のために、保険に入っておきたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。でも、たくさん保険の種類があって何を選べばいいのか分からない…なんてこともありますよね。

そこで今回は、貯蓄型保険についてご説明致します。掛け捨て型との違いや、メリット・デメリットもあわせて確認しておきましょう!

「貯蓄型保険」ってなに?

「貯蓄型保険」とは、一般的な「掛け捨て型保険」とは違い、保険と貯蓄の役割がセットになった保険のこと。保険会社では「貯蓄性商品」と呼ばれるケースもあります。例えば、「養老保険」「こども保険」「終身保険」が挙げられます。

では、掛け捨て型保険とはどのような違いがあるのでしょうか。「養老保険」を例に見ていきましょう。

まず、一定の保険期間内に死亡した場合、死亡保険金を受け取る「保険」の役割があります。そして生存して満期を迎えると、満期保険金を受け取る「貯蓄」の役割も。掛け捨て保険とは異なり、「貯蓄型保険」はこの2つの役割を果たしているのです。

貯蓄型保険のメリット・デメリット

貯蓄の要素が含まれる貯蓄型保険は、掛け捨て型に比べて保険料は高くなります。その一方、払い込みが終われば、それまで支払った金額以上の満期保険金が手元に返ってきます。

ただし、途中解約をした場合、これまで支払った保険料を下回る解約返戻金しか手に入らないケースも。加入する際は、「今後も支払い続けられる保険料か」をよく考えたうえで行ないましょう。

20~30代にとっての貯蓄型保険とは

この年代の人は、老後資金や資産形成をする時間にまだまだ余裕があります。そんな若い世代にとっては、貯蓄型保険は絶対に必要な存在ではないかもしれません。

そこで、掛け捨て型の「定期保険」や、リスク資産への投資による「資産形成」という方法があります。「リスク資産への投資=株式投資やFX投資」とは限りません。たとえば、株式と債券を混ぜた投資信託によって、リスクを抑えた金融商品もあります。

また、「こども保険」で教育資金を確保しておくのもいいですね。ただし、日本政策金融公庫の発表によれば、4年制大学を卒業するまでにかかる費用は、国公立大学でも約500万円。

人気の高い200万円の学資保険では、卒業までの費用をすべて補うことはできません。あくまでも、いざという時の保険、そして教育資金の補助として利用する方がベターでしょう。

また、教育資金として貯めていたお金を、しっかり確保しておけるメリットもあります。「つい教育資金を使っちゃった」なんてことにならないので、必要な時期まで確実に貯蓄することができます。

40~60代にとっての貯蓄型保険とは

40代以上になると、そろそろ老後資金を意識し始める頃。若い世代よりも、貯蓄型保険の需要が一気に増える世代でもあります。貯蓄型保険としては、終身保険や個人年金保険が候補として挙がるでしょう。

また、老後までの期間がある40代の方は、少額投資非課税制度での「NISA(ニーサ)」や「つみたてNISA(ニーサ)」、個人型確定拠出年金である「iDeCo(イデコ)」を活用する方法もあります。貯蓄面だけでなく、節税面のメリットも。いまのうちから、賢く老後資金を確保しておきましょう。

まとめ

「掛け捨て型保険はもったいない」と考えている方にとって、貯蓄型保険のメリットは大きいでしょう。とはいえ、そのぶん保険料が高く設定されている、途中解約すると払い込んだ保険料より低い解約返礼金しか戻らないといったデメリットもあります。

最後まで支払い続けることができるのか、必要な補償内容が備わっているか、しっかり把握したうえで加入するようにしましょう。

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