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部下の「やる気下げる」ヤバい上司"やりがち"3NG 叱った若手が「必ず成長する」フォローの仕組み

東洋経済オンライン / 2023年12月8日 6時50分

上手に「叱る」「褒める」ことができる人は多くありません(写真:EKAKI/PIXTA)

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」 と心理学者のアドラーが言ったように、ほぼ全ての人が人間関係で悩んだ経験があるのではないでしょうか。

「人から嫌われたくない」「飲み会のような場を避けたい」「面白いことを言わないといけない」。そんな悩みを一度でも感じたことのある方にオススメなのが「笑いの力」を利用すること。

元お笑い芸人である中北朋宏氏は、お笑いを辞めた後に未経験でコンサル業界に転職しました。そこで「笑いの技術」を駆使して3年でナンバーワンの成績をおさめています。

その後、起業して株式会社俺を設立。「お笑い」と「コミュニケーション」を掛け合わせた、「コメディケーション」を260社、2万6000人以上に提供しています。

そんな「仕事で結果を出すお笑いの技法」をまとめたのが最新刊『おもしろい人が無意識にしている 神雑談力』です。

以下では、その中北氏が「成長意欲がわく褒め方」について解説します。

褒めるのがうまい人は、本当に少ない

うまく叱れるビジネスパーソンはなかなかいません。

【一目でわかる】部下の「モチベーション」が上がった言葉とは?

以前の記事【若手は「厳しくても・ゆるくても辞める」叱り方3NG】で「相手を叱りながらも、モチベーションを上げる」ためには「叱る」「褒める」を切り離すといい、とお伝えしました。

今回は「褒める」のステップに行きます。

このステップの重要なポイントは、「褒める」ことが目的にならないことです。

「褒める」ことが目的になってしまうと、薄っぺらい言葉を並べてしまい「嘘くささ」が職場中に臭ってしまい換気が必要になります。

一度、あなたの言葉が「嘘くさい」と判断されると、相手のモチベーションを上げることはなかなか難しくなり、信頼関係にもヒビが入りますので、注意が必要です。

また逆に、部下が「褒められたい」と思うようになると、承認欲求モンスターとなる危険性があります。

あくまでも「モチベートする」ことを目的としてください。そのために、必要な方法を3つお伝えします。

曖昧な褒め言葉は、やる気をそぐ

NG① 歯切れが悪い言葉を使っている

1on1や指摘をする場面で、最後は必ずポジティブな言葉で終わってください。

必要のない言葉としては、「まあ頑張って」「でもやれると思うけどな……」など、歯切れが悪いポジティブな言葉は、むしろ逆効果です。

そうではなくて、「〇〇なら絶対にできる」「期待している」と断定的にポジティブな言葉で背中を押してあげてください。

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