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東大生語る「意外と間違って理解」ある言葉の意味 「変化」の正しい意味を理解できているか?

東洋経済オンライン / 2024年1月4日 11時0分

正しいと思い込んでいる言葉。実は間違った使い方をしているかもしれません(写真:metamorworks / PIXTA)

「変化」という言葉の意味を、どのように理解していますか?偏差値35から東大に合格し、「ドラゴン桜」の編集担当としても活動する現役東大生の西岡壱誠氏は、変化のように普段意識せずに使っている言葉に対して、実は間違って理解されている可能性があると指摘します。今回は『東大生と学ぶ語彙力』を上梓した、西岡壱誠氏が語彙力を身に付けることの大切さについてお話します。

みなさんは語彙力について意識したことはありますか?

【写真】『東大生と学ぶ語彙力』(西岡壱誠氏著)では、今すぐ実践できる語彙力の高め方を解説。

どれほどの言葉を知っているか、つね日頃から考えている人は少ないかもしれません。それに、いくら言葉を知っていても、それらを運用する能力がついて回らなければ意味がありませんよね。

もしくは、言葉の勉強というと、リターンが小さく見えるかもしれません。そうした理由から、単語の勉強や言葉の勉強は「面倒くさい」と避けられがちです。

言い換え表現を知ることの大切さ

ですが、実際に言葉を知らなくて苦労するのは自分自身です。ある言葉について、さまざまな言い換え表現を知っているだけで、周りからは賢く見られます。

例えば、相手の賢さをほめる際に「あなたは頭がいいね」とだけ繰り返していては、味気がありません。「頭の回転が早いね」「聡明だね」「機転が利くね」「賢いね」「鋭敏な頭脳を持っているね」などと、いろいろな言い方で繰り返すことで、相手によい印象を与えられます。

逆に言えば、たった1つの言い方しか知らなければ、相手に「この人はあまり利口ではないのかもしれない」と感じさせてしまうかもしれません。

僕は日々、学生の学力を伸ばすために、どうやって語彙力を鍛えればいいのかについて考えています。その中から、今回は「変化」という言葉についてご紹介します。

「変化」の意味、どう理解している?

みなさんは「変化」の意味を知っていますか? インターネットの辞書では「1.ある状態や性質などがほかの状態や性質に変わること。2.文法で、単語の語形が人数・称・格などに応じて変わること。」(goo辞書、2023年12月16日閲覧)と書かれています。

「当たり前だ」と思われるかもしれませんが、ここにはチェックすべき大きなポイントが隠れています。

日々言葉に対する感度を高めることで、語彙力は鍛えられます。自分が使っている言葉について、つねに理解を深める姿勢が大切です。

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