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「SNSは効果ない」と嘆く中小企業が知らないコツ 6つのSNSを戦略に合わせて使い分ける

東洋経済オンライン / 2024年2月25日 12時10分

<Facebook>

Facebookは顔写真も名前も出ているので、SNSのなかではもっとも信頼性が高い媒体です。ユーザーの年齢層も高いので、直接つながっているフォロワーに経営者や大企業の決裁者がいれば、BtoBの商談が早い段階で決まるケースもあります。

匿名性が強く若いユーザーが多いInstagramやⅩ(旧Twitter)では真似できない使い方ができるのも特徴です。

Facebookは無料で使えるのも大きなメリットです。広告を出したとしても、GoogleのPPC広告(クリック報酬型広告)費の半分以下でクリックをしてもらえます。PPC広告はその商品に興味関心がありそうな人向けの広告ですが、Facebookのユーザーは暇つぶしに眺めている人が多いのでクリックする確率や購買意欲が低くなるからです。

その分、インパクトがあり、目に留まりやすい広告でなければ見てもらえません。

大前提としてキャッチコピーは、健康、美容、教育、人間関係、ビジネス、住宅など、テーマをはっきりさせること。ビジュアルは、「悩み解決に関するユーザーが親近感を覚える写真」「営業研修の会場で受講生がガッツポーズをしている写真」「ベビースクールに参加したママと子どもの笑顔の写真」など、どんなメリットが得られるのかパッと見てわかる内容が望ましいです。

広告費の目安は、PPC広告は1クリックの相場が40〜600円ですが、Facebookは100円以下ですむケースがほとんどです。目的にもよりますが、安く抑えたいならFacebook広告でもある程度のクリック数を見込めます。

「暇つぶしの人たちの目に留まってもらうインパクトの強い広告ってどんなものだろう?」と思った方は、自分がSNSを見ていて印象に残った広告を集めてみると、共通点が見えてきて参考になります。信頼性、手軽さをかね備えたFacebookはターゲットが合えば、使わない手はないでしょう。

<YouTube>

YouTubeの検索回数はGoogleに次ぐ2位、世界最大の動画プラットフォームです。

利用者数はおよそ20億人で幅広い世代に支持されており、中毒性が高くインターネット利用時間のおよそ3分の1は動画だといわれています。これだけのユーザー数がいるわけですから、YouTubeと集客・マーケティングの相性は抜群です。

ただし、発信するテーマの市場規模が大きいとすでに人気のチャンネルも多いため、他と差別化しても効果が出るまでに時間がかかります。

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