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「SNSは効果ない」と嘆く中小企業が知らないコツ 6つのSNSを戦略に合わせて使い分ける

東洋経済オンライン / 2024年2月25日 12時10分

最初は「何をすればいいのかわからない」と弱気なコメントもありました。ところが、フォロワーが40人になったところで上司や同僚から 「フォロワーが40人もいて、『いいね』もたくさんついててメッチャバズってるじゃん」 と高評価をもらったそうです。これを投稿したところ、社内のほのぼのとした様子が話題となって何度もバズりました。〔メイン商品〕のオンラインでの注文も増えているようで、現在のフォロワーは9万人を超えています(2023年12月)。

この例からもわかるように、「何かいいことを書かなきゃ」と気負って投稿しなくても相性が合う人なら純粋に楽しめて人気も出やすいSNSなのです。

SNSに詳しくない上の世代は、若い社員に「仕事のついでにやっといて」と軽いノリで担当を任せがちですが、そんなに甘い世界ではありません。


中途半端にはじめてフォロワー数がまったく増えなければ、イメージダウンにもなりかねないので注意が必要です。それだけではなく、誤解を招く言葉遣いや不適切な発言から炎上して謝罪対応に追われたり、公式アカウントを停止することになった企業アカウントもたくさんあります。

Ⅹが好きで得意な人にフォロワー数が増えたら特別ボーナスを与えるなどして、会社として力を入れる体制を整えなければ大きな効果は期待できないでしょう。

会社や店舗があるなら必ずチェックすべきもの

<LINE公式アカウント>

LINE登録をオススメすれば〔認知〕してもらえるだけでなく、次のステップの〔獲得〕〔信頼〕まで一気に進められます。どちらかというと、接触頻度を高めて〔信頼〕を構築するのに威力を発揮するといえるでしょう。

〔認知〕としては「LINE VOOM」と「LINE PLACE」が特におすすめです。

LINE VOOMは、アプリ内でショート動画を発信できるプラットフォームで、フォロワーに動画を発信することができます。

LINE PLACEは、グルメやおすすめのスポットを検索・投稿できるサービス。店舗情報を掲載できて評価もつきます。巷のサイトの評価に不信感を抱く層がいて、そんな人たちを中心にLINE PLACEにクチコミが集まっています。評価がたまっている店舗があるので、今後、食べログのように使われる可能性があるのです。

特に飲食店は必ず掲載しましょう。

〔認知〕の段階ではとりあえず友だち登録してもらえばOK。一斉配信を含め、多機能で便利ですが、すぐブロックされてしまうのがデメリットです。ブロックされなければ、コンテンツ系の業種、学習塾、飲食店、サロン系をはじめとした店舗全般で有効活用できます。

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