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東大生が伝授「クロスワード」頭良くなる遊び方 言葉のつながりを意識して、語彙力を高める

東洋経済オンライン / 2024年4月5日 11時40分

クロスワードは子どもが語彙力を高めるのに、効果的です。写真はイメージ(写真:alexeys / PIXTA)

中学受験で勉強しなければならない語句は、1200語以上と膨大です。クロスワードを使うと、楽しく語彙力を伸ばすことができます。『謎解きミステリー 東大クロスワード』を上梓した、東大カルペ・ディエムの西岡壱誠さんが、クロスワードで遊びながら、効率的に勉強するコツをお話しします。

東大生は工夫してクロスワードで遊ぶ

みなさんは、クロスワードで遊んだことはありますか?

【画像】カタカタを使ったクロスワード

多かれ少なかれ、遊んだ経験がある人は多いと思うのですが、実はクロスワードは子どもの勉強におすすめのゲームです。

僕自身、クロスワードは、小さな頃から遊んでいると、その後の勉強においてプラスになる側面が非常に多いと考えています。

現役東大生に話を聞いても、小さいときにクロスワードで遊んでいたという人が多いです。
そして彼ら・彼女たちは、ただクロスワードを解くのではなく、ちょっとした工夫をしながら解いていたようです。今回はクロスワードの解き方について、みなさんにお話ししたいと思います。

まず、ご存じのとおり、クロスワードは、質問の答えを考えていくというものです。

「円形の古墳と方形の古墳を組み合わせた形の古墳のことを何と言う?」と聞かれて、「前方後円墳!」と答えるようなイメージですね。

そのため、クイズの答えを探していくのがクロスワードだと考えている人は多いと思うのですが、実はクロスワードの真価というのはそこではないのです。

例えば、以下のクロスワードを見てください。これは、カタカナ語のみを聞くクロスワードになっています。

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質問を見ると、「議論のこと」「精神のこと」となっていて、「え?なんだか、複数個答えが考えられるけど……」と考えてしまうでしょう。

例えば「精神」をカタカナに直すとなると、スピリット、マインド、ソウルなど、いろんな答えが考えられますよね。

クロスワード以外の問題であれば、どれも正解になるでしょう。ですが、クロスワードではそういうわけにはいきません。1つの答えに必ず定まるはずです。

例えば解答欄が4文字だった場合、「精神」を4文字のカタカナに直すとなるとどうなるのか、と考えることになります。

また、今回の場合は「う」の答えが「ジェネレーション」なので、「ジェネレーション」の「ン」が、「カ」の解答欄の左から2番目に入ることになります。

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