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東大生が断言「定期テスト軽視する」は危険なワケ 効率が上がる授業の聞き方・復習方法も伝授

東洋経済オンライン / 2024年4月13日 11時10分

定期テスト、軽視していませんか……?効率のいい授業の聞き方、復習法を伝授します(写真: kikuo / PIXTA)

新年度が始まり、受験を意識する親・生徒も多いのではないでしょうか。部活動を頑張りたいけれど、学校の勉強とどう両立させるべきか。定期テストは受験と関係ないから力を入れなくてもいいのでは、などと悩む生徒も多いことでしょう。そんな親や生徒に対して、『高校生活の強化書』(宇都宮短期大学附属高校の名物副校長・萩原俊和氏との共著)を上梓した、東大カルペ・ディエムの西岡壱誠さんがアドバイスをします。

4月は、学生たちにとって心機一転のシーズンです。新学期が始まり、「ここから頑張ろう!」と考える人が多くなるシーズンだと思います。

【写真】授業の復習はこれでばっちり!復習用ノートの作り方

中学にしろ、高校にしろ、学生生活は一度しかないものであり、多くの人が「悔いのない学生生活を送りたい!」と思っていることでしょう。

部活を本気で頑張ったり、友達ともいっぱい遊んで、青春を謳歌したい一方で、「しっかり勉強もしなければならない」というのが、学生にとっては大きな悩みだと思います。

学生生活と勉強を両立させる東大生

そんなお子さんたちを見ている親御さんも、そこまでガミガミ「勉強しろ」と言いたくはないけれど、これからの進路で苦労しないくらいには勉強してほしいし、いい大学にも合格してほしい、と考えている人が多いと思います。

一方で、東大合格者たちに話を聞くと、学生生活の中で勉強ばかりをしていたという人は意外と少ないです。部活動や委員会活動に力を入れる一方で、学校の勉強も真面目に取り組んで東大に合格している人が多いのです。

どうすれば彼ら・彼女たちのように、学生生活と勉強を両立できるのでしょうか? 話を聞いてみると、東大生はあるものを重視して勉強していたという人が多いです。

それは「定期テスト」です。定期テストは、多くの学校では年間5回行われます。1学期の中間と期末テスト、2学期の中間と期末テスト、そして3学期の学年末テストです。基本的に、中間テストの科目数は少なめで、期末テストの科目数は多めになっている場合が多いです。

東大に合格している生徒は、この定期テストを重視している場合が多かったです。定期テストをベンチマークにして、しっかりといい点数を取ることを意識しながら勉強していたようです。

普段から本気で部活動を頑張っているけれど、それでも定期テストだけはいい点を取れるようにする、という人が多かったです。

さて、そのうえでみなさんに1つ質問です。同じ授業を受けていて、同じ勉強をしていても、定期テストでいい成績の子と、悪い成績の子で差がついてしまうのはなぜでしょうか。

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