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多すぎて悩む生成AI、最新注目ツールはこの3つ! お手軽で画像や音楽の作成に強力な性能を発揮

東洋経済オンライン / 2024年5月15日 18時30分

実際、今までに存在したほとんどのAIサービスの生成音楽の質は人間によるものには程遠く、せいぜい「これがAIの作った音楽(笑)」などと笑いのネタの一つとして消費されるくらいのものでした。その点、Sunoの生成音楽の質は圧倒的です。

下の図は、実際にSunoに歌詞を入力して音楽を生成している様子です(ちなみにこの歌詞はChatGPTに考えてもらったもので、純AI音楽です)。GoogleアカウントなどでSunoのアカウントを作成し、「Create」ボタンから「Custom Mode」を選択して、歌詞を入力、そして「Create♫」ボタンを押してしばらくすると音楽が生成されます。

Sunoには生成音楽の共有機能があります。以下のURLから、上の図で実際に生成した音楽を聴くことができます。

→音楽の視聴はこちらから

いかがでしょうか? 歌唱も伴奏も、実際のアーティストによるものと勘違いするような品質です。あくまで個人的な意見を申し上げると、表面上は人間のアーティストに迫るものであろうと、細かい部分は人間のほうが上だとは思いますが、Sunoが注目され始めた当初は、当の作曲家たちもその性能の脅威を主張していました。

③動画像生成と声の生成AIのコラボレーション:HeyGen

ほんやくコンニャクという、有名なドラえもんの秘密道具があります。これを食べると、外国語が自分の母語で聞こえるようになり、自分も母語を話しているつもりで相手に応じた外国語を喋れるようになるというものです。生成AIの発展により、この秘密道具のようなことが実現できるようになっています。

言語に合わせて唇の動きも生成AIで調整

自分が喋った内容を「自分の声を保ったまま」別の言語に変換できるようなAIは、すでにいくつか存在します。これだけでも十分に驚異的ですが、中にはその喋っている様子を入力し、「喋っているときの唇の動き」まで、別の言語を喋っているように調整できる生成AIツールが存在します。それがHeyGenです。

HeyGenは実在の人間のみならず、架空の人間に喋らせたりなど、さまざまな機能がありますが、一番手っ取り早いのは、自分が喋っている様子の動画をアップロードして、別の言語を喋らせてみることでしょう。

以下のHeyGen公式YouTubeアカウントにアップされたデモ動画では、女性が英語で喋っている動画を日本語などさまざまな言語で喋るものに変換しています。

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