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「コロナ続いてほしい」普通高校脱落する子の本心 東海地方で30年働く先生が語った事(第3回)

東洋経済オンライン / 2024年5月16日 10時20分

「オンラインで成績を上げる、というのは、学力の低い層に対してはなかなか難しいのではないか、という感想を持っています。もちろん通信制にもいろんな形態があり、利点が多いのも事実でしょうが、正直なところ私の目から見て、『この生徒、通信制で大丈夫かな』と心配になることが多いのは事実です」

30年生徒と向き合って見えたこと

普通科の教員として、30年間生徒と向き合ってきたことで対面の指導をする必要性を、実感を持って抱いている鈴木先生の言葉は、示唆に富み、重く、深く考えさせられる内容でした。

鈴木先生のお話を伺っている限りだと、通信制高校は、教育困難な状況を加速させてしまう面もあるのかもしれません。もちろんこれは普通科の学校の先生の意見であるため、本連載では今後、通信制高校の方にも取材をさせていただきたいと思っています。

次回は、鈴木先生への取材の最終回。教育困難校と呼ばれる学校で求められる、先生たちの働き方を伺いました。

濱井 正吾:教育系ライター

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