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「N-BOXジョイ対スペーシアギア」最新モデル比較 SUVスタイル軽スーパーハイトワゴン続々登場

東洋経済オンライン / 2024年10月8日 13時0分

N-BOXジョイのフロントフェイス(写真:本田技研工業)

激しいシェア争いが続く軽スーパーハイトワゴンのジャンルに、SUVスタイルの最新2タイプが市場投入された。2024年9月20日には、スズキ「スペーシア」の派生機種として新型「スペーシア ギア」が登場。2024年9月27日には、ホンダ「N-BOX」の新グレードとして「N-BOXジョイ」がそれぞれ発売されたのだ。

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いずれも、近年人気の高いアウトドアをイメージさせる装備などを加味したモデルで、直接のライバル関係となることは間違いなし。しかも、発売日は1週間違いとかなり近い。まさに、ガチンコ勝負は必至となりそうな2機種だが、各モデルの商品性や魅力などには、どんな違いがあるのだろうか。それぞれを比較することで、浮き彫りにしてみたい。

【写真】新発売の軽スーパーハイトワゴン、スズキ「スペーシア ギア」とホンダ「N-BOXジョイ」の内外装を見る(99枚)

9月にアウトドアを意識した新型2機種が登場

新型2タイプは、どちらもホンダとスズキを代表する人気機種で、つねに新車販売台数で首位争いを繰り広げているN-BOXやスペーシアの派生タイプだ。

スペーシア ギアは、2018年に2代目スペーシアをベースとした先代モデルが登場。今回発売された新型は、2023年11月に出た3代目スペーシア(スタンダードとカスタム)をベースとし、各部をリニューアルしたモデルチェンジ版だ。

一方、N-BOXジョイは、2023年10月に登場した3代目N-BOX(スタンダードとカスタム)をベースとし、今回初設定した新グレード。いずれも、内外装にアウトドアの雰囲気を演出するほか、車中泊や野外レジャーなどでの使い勝手を考慮した装備などをプラスしていることが特徴だ。

外観の特徴だが、まずN-BOXジョイは、角を丸くしたスリット入りのフロントグリルや、ブラックの樹脂製ロアカバー部とボディカラー部をミックスしたフロントバンパーなどを採用。ちょっと愛嬌もある丸目のLEDヘッドライトにも、アルミ蒸着を施すなどで、アウトドア用ギアの道具感などを演出したフロントフェイスが印象的だ。

また、ボディサイドのドアロアーガーニッシュやリアバンパーなどにも専用デザインを採用。加えて、前後14インチホイールも当グレードのオリジナルとし、NAエンジン車はハーフキャップ仕様、ターボ車にはメッキリングも追加した仕様を設定する。

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