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進化する「水拭き掃除機」6メーカーを徹底比較 Dyson、パナソニックなど"持ち味"はさまざま

東洋経済オンライン / 2025年1月10日 11時30分

進化する「水拭き掃除機」について家電おじさんが紹介します(写真:プラナ/PIXTA)

面倒な水拭きを新機能掃除機で解決

年末の大掃除で大変だったのは、拭き掃除!――という人も多いのではないでしょうか。

【表で見る】記事で紹介した6メーカーの水拭き掃除機の機能まとめ

あるメーカーの調べでは、「水拭きが重要」と考える人が75%以上いるにもかかわらず、週1以上水拭きしている人の割合は30%未満。それだけ水拭きは面倒で、簡単にできる掃除機が求められています。

そんなニーズに呼応するように、さまざまなメーカーが水拭き掃除機を作り始めました。そこで“家電おじさん”である筆者が、どのようなしくみで拭き掃除を行うのか、実際に確かめた感触も含め、まとめてみました。

※料金は税込み。メーカーのウェブサイトなどを参考にしています。

ことの発端は、3年ほど前に搭載された“ロボット掃除機の水拭き機能”。

それまでは吸引のみでしたが、それ以来、各社から拭き掃除もできるモデルが発売されたのです。その後、さまざまな改良を経て、昨年ぐらいからはユーザーが求める水拭き掃除機に近いものが登場しています。

【表で見る】今回紹介する「水拭き掃除機」の機能一覧。 各メーカーの水拭き掃除の写真とともに紹介します

まずは、自動掃除機で知られるiRobot社のものから。2025年の主流となりそうなのは、吸引と同時に水拭きをするタイプです。

汚水の回収は、10万円前後のものだと手動で行う必要がありますが、「Roomba Combo 10Max ロボット +AutoWash」(19万7800円)は充電ドックに戻ると自動的に汚水を回収し、キレイな水を注水します。

同社の水拭き掃除機はどのタイプも原則、雑巾の濡れ具合を3段階ほど調整できます(調整はスマホから)。上位の機種なら、カーペットやラグの上では水拭きモップ部分を持ち上げ、濡れない仕様になっています。

本体が軽いので、1回で落ちる汚れは、筆者が雑巾がけをするよりも悪いですが、継続的に使えばキレイな床が維持できます。

アイリスオーヤマのリンサークリーナー

2020年ごろに登場したのは、絨毯のしみ汚れや、こぼした液体を掃除できると人気になったリンサークリーナー。海外では“湿式掃除機”と呼ばれ、一般的に使われています。

普通の掃除機は床のゴミを空気と一緒に吸い込んで、ゴミだけを分離してダストカップなどにためますが、湿式掃除機はヘッドから水を噴射しながら、床やソファの布を濡らし、溶け出した汚れを水ごと吸い取ります。ダストカップには汚水と一緒に吸い込んだ固形のゴミも回収されます。

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