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ロシア艦隊に大きな打撃?衛星画像で被害状況が明らかに ウクライナ軍が大規模攻撃

乗りものニュース / 2024年4月3日 6時12分

ロシア海軍のロプーチャ級揚陸艦(画像:ウクライナ国防省)。

ロシア艦隊にとってクリミアは危険地帯に。

イギリス国防省が衛星画像を公開

 イギリス国防省は2024年3月28日、クリミア半島のセヴァストポリでウクライナ軍の攻撃を受けたロシア海軍黒海艦隊の被害状況を公表。衛星写真も公開しました。

 この攻撃をめぐっては、既にウクライナ国防省が、ロシア黒海艦隊の大型揚陸艦「ヤマル」「アゾフ」「コンスタンチン・オルシャンスキー」、偵察艦「イワン・フルス」に対する攻撃を成功させたと発表していました。
 
 このうち、「ヤマル」と「アゾフ」に対する攻撃は、ウクライナ空軍のミサイルによるもので、通信施設とインフラ施設なども攻撃したとしています。一方、「コンスタンチン・オルシャンスキー」と「イワン・フルス」に対しては、ウクライナ海軍に配備された国産の対艦ミサイル「ネプチューン」を使用したことが明らかになっています。
 
 イギリス国防省は、衛星画像の分析により、1棟の建物で屋根の一部が崩壊しているほか、2棟で爆風による被害が判明したと分析。大型揚陸艦2隻と戦車、偵察艦1隻にも被害が及んだとしています。

 また、ウクライナ軍のこうした攻撃により、本来であればセヴァストポリの港湾インフラを利用するロシア艦艇は、さらに東に位置する代替施設への配備を余儀なくされたとのこと。ロシアが損失を抑えようとしているにもかかわらず、ウクライナは黒海艦隊の戦力投射能力を低下させることに成功しているとの見解を示しています。

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