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注目特集振り返り 2023年度けいナビ総集編(前編)

テレビ北海道 / 2024年3月23日 12時0分

今週のけいナビは総集編の前編。昨年4月以降の放送の中から、出演者イチ押しの特集を振り返った。

番組MCの杉村太蔵さんが挙げたのは、北海道日本ハムファイターズ移転後の札幌ドームの経営に切り込んだ昨年7月放送の特集。山川広行社長のもとを訪ねた。

今後のドームの経営を安定させるために山川社長が真っ先に挙げたのが、施設命名権(ネーミングライツ)を企業などにいかに買ってもらうか。過去、5億円で売り出したことがあったが、結果は良くなかった。山川社長は「1億5000万円から2億円が妥当なところ」だとした。

杉村さんは「例えば300億円で民間企業に売却して、民間が周辺の再開発を行えば地域の活性化につながるのではないか」と提案。山川社長は「ドームを中心に人が集まり、地域のにぎわいづくりに貢献できるのが理想」と語った。

杉村さんがもうひとつ挙げたのが、同じく昨年7月放送の特集。札幌の中心部を流れる創成川の東側のエリア「創成イースト」に注目した話題だ。

創成イーストはマンション開発が相次ぎ、この20年ほどで人口が約3倍増えた。商業施設サッポロファクトリーを目当てに、週末には各地から多くの人が集まる。

そんな創成イーストエリアは、北海道新幹線開業に伴い設けられる新駅からも近いことから、オフィスビル開発も進む。ことし8月に開業する「創成クロス」は下層階に商業施設、その上にオフィスが入り、エリアの新たな拠点となることが期待されている。

番組コメンテーターの北大大学院・平本健太教授が挙げたのは、昨年9月に放送した札幌丘珠空港の滑走路延伸に関する特集。丘珠空港の滑走路は現在1500メートルだが、市は2030年までに300メートル延伸して1800メートルにすることを目指す。

滑走路の長さが1800メートルになると、今は夏場しか就航できないジェット機の通年運航が可能になり、利用者の大幅な増加はもちろん、便数や路線数の拡大も期待できる。

滑走路延伸に向け、丘珠空港と最寄りの地下鉄の駅を結ぶバスの増便も議論されている。現在バスを運行する事業者は「市の増便要請には可能な限り応じていきたい」とする。

平本教授は「丘珠空港の周辺に大規模なMICE対応の施設を設け、地下鉄を空港まで延伸することが、札幌はもちろん北海道全体の活性化につながる」と提言。杉村さんも「都心と空港が近い福岡のような環境になることを期待したい」と話した。

(2024年3月23日放送、テレビ北海道「けいナビ~応援!どさんこ経済~」より)

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