3月3日ひなまつり限定「烏森神社」の“ピンクの御朱印”で恋愛成就祈願！

　3月3日・ひなまつりの日に限定配付される、ピンクの御朱印があるのをご存じですか？

　御朱印は普通、墨書きに朱色の印が押されているのですが、新橋の『烏森神社』では3月3日限定で、ピンクの墨にピンクの印、ピンクづくしの特別な御朱印がいただけます。烏森神社には恋成就祈願してもらえる願い札付のおみくじもあり、ひなまつり当日は恋をかなえたい女性が、ピンクの御朱印をいただきに全国から参拝に訪れるのです。

■御朱印とは？
　神社仏閣への参拝の証としていただくもので、寺社名の墨書きに、朱の印を押したものが一般的です。通常、専用の帳面の御朱印帳を持参して、その場で書いていただきます。御朱印は単なる参詣記念のスタンプラリーではありません。お坊さんが手書きでご本尊を書いてくださるお寺の御朱印はそのものが霊符であり、社印が押され巫女さんに社名を書いていただく神社の御朱印は、そのまま神が宿るお札なのです。

■ピンク尽くしの烏森神社の御朱印
　烏森神社は、940年、藤原秀郷が平将門の乱を平定した際、夢にあらわれた白狐が「神鳥の群がる霊地に建てよ」と告げたのが由来とされています。お祀りされているのは、倉稲魂命（うがのみたまのみこと）、天細女命（あめのうずめのみこと）、瓊々杵尊（ににぎのみこと）の三柱。芸ごとの神様である天細女命に、芸能・技芸のご利益を求めて参拝する人も多く、また、由来が戦勝祈願の成就であるところから、必勝祈願にもご利益があるとされています。

　烏森神社の御朱印は、社名と烏の社紋の印の周りに、良縁をあらわす「赤」、金運をあらわす「黄」、仕事と学業の「青」、健康と家庭円満の「緑」、それぞれの巴紋があしらわれています。普段はこの4つの祈願をこめた4色の御朱印なのですが、ひなまつり限定の御朱印は、巴紋も烏の社紋もすべて「ピンク」。さらに、手書きの社名も「ピンク」となり、特に恋愛成就、良縁結婚を祈願する特別な御朱印なのです。御朱印と一緒に無病息災のお守りが授与され、さらに色みくじを同時に受けた場合は、その証として、透かし印が押されます。

■恋愛成就を助ける色みくじの願い札
　烏森神社では、おみくじも、赤、黄、青、緑と、願いによって色分けされていて、恋愛成就、良縁の願いをかなえてくれるのは赤の色みくじです。特徴は、おみくじに同色の願い札と願い玉がセットになっている点。その場で願いごとを書いて結び紐に付ければ、後日、厄祓祈願していただけます。そして、願いがかなってから願い玉を持って参拝に行くと、一回り大きな願い玉がいただけるのです。

■烏森神社のゆるキャラ「こい吉」は恋のキューピッド！
　ひなまつり当日には、烏森神社の公式キャラクター、烏の「こい吉君」もやってきます。こい吉君は恋のキューピットでもあり、一緒に写真を撮ると恋人があらわれると言われています。毎年のひなまつり、御朱印受付に並んだ女性が代わる代わる、こい吉君と写真を撮るほどの大人気なのです。

　ひなまつり当日、その場で書いていただく御朱印の受付時間は9:00～18:00、別紙に書き置きの御朱印、御朱印帳込みの御朱印の受付は、19:30まで。初穂料として、御朱印のみの場合は500円、御朱印帳込の場合は1,500円が必要です。また、当日は参詣者に白酒、甘酒が無料で振る舞われます（男性は甘酒のみ）。

　烏森神社には、ひなまつり当日、恋愛成就のご利益を求めて、恋する女性が全国各地から多数参拝に訪れます。今年も混雑が予測されるので、会社の昼休みや会社帰りに行く場合は、余裕をもってでかけてくださいね。
（髙橋桐矢）

★烏森神社公式ホームページ　http://karasumorijinja.or.jp/

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