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冬から春にかけてエルニーニョ現象の発生はない見込み

ウェザーニュース / 2019年12月10日 16時0分

ウェザーニュース

気象庁は10日(火)、最新のエルニーニョ監視速報を発表しました。

エルニーニョは発生せず、冬の日本への影響は小さい

エルニーニョ/ラニーニャ現象の発生確率

太平洋赤道域東部の海面水温は平年並みで、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない、平常の状態となっています。春にかけて平常の状態が続く可能性が高いと考えられます。冬の日本列島の天候に大きく影響することはない見込みです。

インド洋のダイポールモード現象で暖冬か

一方で、インド洋は水温が西部で高く、東部で低い「ダイポールモード現象」が発生しています。これに伴う対流活動の活発化で、ジェット気流が日本付近で北に蛇行しやすい傾向となります。寒気が南下しにくく、暖冬となる予想です。

エルニーニョ現象とは?

中立の状態(エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない)と比べ、東風(貿易風)が弱まることで「エルニーニョ現象」が発生します。

エルニーニョ現象 発生時の特徴

・東風が平常時よりも弱い
・暖かい海水が東へ広がっている
・東部では冷たい水の湧き上りが弱まり、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が平常時よりも高くなる
・エルニーニョ現象発生時は、積乱雲が盛んに発生するエリアが平常時より東へ移る

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