過去最多に近いハリケーン発生か、テキサス沿岸は要警戒=米気象会社
ロイター / 2024年3月28日 14時26分
[27日 ロイター] - 大西洋で発生する今年のハリケーンシーズンについて米民間気象予報会社アキュウェザーが27日発表した予報によると、暴風雨の発生回数が過去最多に近く、フロリダやテキサス、ノースカロライナ、サウスカロライナ各州では例年よりも直接影響を受ける危険な地域がありそうだ。
ハリケーンシーズンは6月1日に始まる。しかし同社によると、今年は、それ以前に発生する兆候があるという。
予報によると、名前付き暴風雨の発生回数は大西洋全体で20から25に及ぶ。このうち8から12がハリケーン。大型ハリケーンは4から7で、米国に直接影響するハリケーンは4─6。いずれも過去30年間の平均を上回る規模という。
同社の主任ハリケーン予報官アレックス・ダシルバ氏によると、テキサス州沿岸やフロリダ・パンハンドルなどは直接的な影響を受ける恐れが例年よりも大きい。同氏は「米国沿岸の全住民と関係者は、ハリケーン対策の計画で直接的な影響に常にしっかりと備える必要がある」と警鐘を鳴らした。
太平洋赤道付近の海面水温が異常に高い「エルニーニョ現象」は現在も続いている。アキュウェザーによると、太平洋の海面水温を下げる「ラニーニャ現象」への移行が早いほど、ハリケーンシーズンが大荒れになる可能性が高くなるという。
この記事に関連するニュース
-
アジア、昨年は気候関連災害で世界で最も大きな被害=報告書
ロイター / 2024年4月23日 16時4分
-
中国南部で連日の豪雨、例年より早い洪水シーズン入り
ロイター / 2024年4月23日 9時56分
-
エルニーニョ現象終息へ 夏にラニーニャ可能性も
共同通信 / 2024年4月10日 16時6分
-
エルニーニョ現象 春の間に終息の見通し(エルニーニョ監視速報)
ウェザーニュース / 2024年4月10日 16時0分
-
大西洋ハリケーン、24年は「極めて活発」の予報=コロラド州立大
ロイター / 2024年4月5日 2時44分
ランキング
-
1少数民族の組織、独自に3人処刑 ミャンマー北東部、批判も
共同通信 / 2024年4月27日 16時55分
-
2キューバで死亡のカナダ人、誤ってロシアに埋葬
AFPBB News / 2024年4月27日 14時30分
-
3AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われた、史上初の「ドッグファイト」動画を米軍が公開
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月27日 12時49分
-
4ウクライナの4発電所が損壊 ロシア南部には無人機攻撃
共同通信 / 2024年4月27日 19時6分
-
5ロシアで元囚人の帰還兵による凶悪犯罪相次ぐ 2年間で市民100人超死亡
産経ニュース / 2024年4月27日 10時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください