26日(木)は、甲信の山で再び雪／東京都心は雨の予想

ウェザーニュース

今日24日(火)は関東地方では朝から晴れて、気温も徐々に上がっていて、日差しの温もりが感じられる穏やかな天気になっています。今夜にかけてもこのまま晴れる見込みで、関東では今年もホワイトクリスマスは期待できません。

しかし、冬晴れは長続きせず、短い周期で天気は変わります。明後日26日(木)には南岸低気圧の通過に伴い、太平洋側で天気が崩れる予想です。

強い寒気の流れ込みはない見込み

関東で雪が降りやすい「南岸低気圧」、雪になるか雨になるかは上空の寒気の入り方によります。低気圧のコースや発達具合によって寒気がどこまで入るかが変わってきます。


先週末に軽井沢や河口湖でまとまった雪を降らせた低気圧より北で陸地に近い所を通過するため、関東南部までは強い寒気の流れ込みはない見込みです。

上空1500m付近で－3℃以下の寒気（関東平野部の市街地で雪の目安）は東北北部までしか入らないため、ウェザーニュースでは東京都心などは雪ではなく雨になると見ています。

ただし、甲信エリアの標高の高いところでは再び雪になり、積もるおそれもあります。

年末の天気は周期変化

年末30日(月)にも南岸低気圧が通って首都圏では雨が降る予想で、この先も天気が周期的に変わります。

年末の大掃除やお正月の準備は計画的に行うのが良さそうです。