北海道は市街地でも積雪 本州日本海側は雷雨やアラレに注意

ウェザーニュース

今日4日(水)の日本付近は冬型の気圧配置になっています。北海道の上空5500m付近には－30℃以下の12月上旬並みの強い寒気が流れ込んでいるため、北海道は市街地でも雪になり、札幌や旭川など各地で初雪を観測しました。

岩見沢市では一時2cmの雪が積もるなど、山沿いだけでなく市街地でも雪景色になった所があります。

本州も山沿いは雪　沿岸部は雷雨やアラレに注意

雨雪レーダー

寒気が強いため、雪のエリアは本州の山沿いまで拡大し、標高250mの岩手県西和賀町・湯田は気温が0℃近くまで下がって、2cmの積雪を観測しています。

日本海沿岸部は雪にこそなっていませんが、強い寒気の影響で大気の状態が不安定になり、活発な雨雲が次々に通過しやすい状況です。短い時間に雷を伴った強い雨が降ったり、アラレの降っている所もあります。

夕方にかけて雨雲が発達しやすくなりますので、急な強い雨や落雷、アラレが積もることによるスリップなどに注意が必要です。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）