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北陸や北日本は明日以降、大雪に警戒 立春なのに真冬のような天気

ウェザーニュース / 2021年2月2日 16時0分

ウェザーニュース

明日3日(水)は立春。暦の上では春を迎えますが、春とは名ばかりの真冬を感じさせるような天気が予想されます。北陸から北の日本海側は明後日4日(木)にかけて大雪や吹雪に警戒が必要です。

強い冬型で北陸以北は雪

日本付近は冬型の気圧配置となり、平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で-6℃の寒気が日本列島の大部分を覆います。北海道には-21℃以下の、ひと冬に何度もないような非常に強い寒気が流れ込む予想です。

北陸や北日本の日本海側は雪が断続的に雪が降ります。違う方向の風がぶつかり合うことで形成されるJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の影響を受けやすい北陸は特に雪の強まる所がある見込みです。

また、北日本では瞬間的に20m/sを超えるような強い風が吹き荒れるため、吹雪によって視界の悪化するおそれがあります。

4日(木)も局地的な強い雪に

4日(木)夜までの積雪の予想

4日(木)は日本海で発生した低気圧が北陸から東北地方を通過し、局地的に湿った雪が強まります。短期間に積雪が急増する所がありますので、注意が必要です。

3日(水)~4日(木)にかけての48時間で新たに積もる雪の量は、北陸から東北の山沿いで50cmを超える見込みです。昨日から今朝にかけて、一旦気温が上昇したため積もっている雪の表面が変化し、その上に新たな雪が多く積もることで、山間部では雪崩、市街地では屋根からの落雪の危険性が高まります。

短い時間で積雪が急増することによる路面状況の悪化も想定されますので、しっかりと雪対策を行ってください。

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