碧空にかかる白いアーチ 「白虹」が出現 山梨・山中湖村

ウェザーニュース

今日5日(金)朝は、広く穏やかなで天気で風の弱いところが多くなりました。山梨県南都留郡山中湖村では霧が発生して、解消していく中で白いアーチ状に見られる「白虹」が見られました。

日光が霧に反射して発生

白虹と七色の虹の原理

通常の虹は太陽の光が雨に反射する際、雨粒がプリズムの役割を果たして太陽光が分光されるため、七色に見えます。

一方、白虹は太陽の光が霧に反射して見られます。霧の粒は雨粒より細かいためプリズムのように分光されず、全ての波長（色）の光が同じように散乱されるため、白く輝いて見えます。

太陽の高さが低い朝や夕方に霧が出ていて解消に向かうときに、このような白い虹が見られることがあります。

霧は段々と解消　昼間は秋晴れに

今日5日(金)の山梨県内は移動性高気圧の圏内で穏やかな晴天となります。昼間は霧が解消してスッキリとした青空が広がる見込みです。

山中湖周辺の予想最高気温は14℃となり、空気はヒンヤリとしても日向では日差しの温もりが感じられます。ただ、日差しの有無で体感が大きく変化するので服装で上手に調節してください。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）