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週刊地震情報 2022.1.16 大分県南部を震源とする震度3の地震 2016年以来の発生

ウェザーニュース / 2022年1月16日 11時0分

ウェザーニュース

この1週間で国内で観測された地震回数は前週に比べると少ない水準で、比較的静かな1週間になっています。

九州の周辺でやや地震が目立ちました。この期間に発生した震度3以上の地震は2回です。(1月10日~1月16日10時の集計)

国内:大分県南部でM3.9 最大震度は3

大分県南部の地震

11日(火)12時23分頃、大分県南部を震源とするマグニチュード3.9、深さ10kmと推定される地震が発生しました。この地震で大分県津久見市と佐伯市で震度3、大分市や愛媛県西予市などで震度2の揺れを観測しています。

大分県南部を震源とする震度3以上の地震は2016年10月22日以来、5年3か月ぶりです。地震のメカニズムは解析の精度がやや低いものの、横ずれ型とみられます。

プレート境界よりも浅い地震

大分県周辺の地震活動

大分県の沿岸部から豊後水道で発生する地震は、深さ10km前後の浅いタイプと、沈み込むフィリピン海プレートと陸のプレートの境界に当たる、深さ40~60kmほどのやや深いタイプに大きく分けられます。

今回の地震は深さ10kmと浅いタイプにあたり、ほぼ同じ震央で発生した2015年7月のマグニチュード5.7、最大震度5強の地震は深さ58kmとやや深いタイプです。

大分県では中央構造線断層帯や日出生断層帯などが知られており、プレート境界だけでなく、活断層の活動による地震の危険性もある地域です。最も切迫しているとみられるのは、やはり南海トラフの巨大地震になります。

世界:インドネシアでM6.6 首都ジャカルタでも揺れ

世界のM4.5以上の地震(USGSホームページ引用/ウェザーニュース加工)

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は6回発生しています。最も大きな地震はアリューシャン列島近海で発生したマグニチュード6.8です。

日本時間の1月14日(金)夕方インドネシア・ジャワ島の近海を震源とするマグニチュード6.6、深さ約37kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北北東ー南南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。

この地震で震源近傍では改正メルカリ震度階級でVIの揺れがあったとみられ、建物などに被害が発生しています。また、震源から少し離れた首都・ジャカルタでも弱いながら揺れに見舞われました。

ジャワ島付近はプレートが沈み込む境界で、巨大地震の発生が多い地域です。今回の震源付近では近年の観測でマグニチュード8以上こそないものの、少し北西では2000年にマグニチュード7.9が起きています。規模の大きな地震が発生した際は津波のリスクも高い領域です。

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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