手稲山で初冠雪 札幌市内からもうっすら雪景色を観測

ウェザーニュース

今日17日(火)朝、標高1023mの北海道札幌市内にある手稲山で初冠雪の観測が気象台より発表されました。平年より1日早く、昨季より1日早い観測です。

北海道では10月4日に旭岳で観測されて以来、今シーズンではそれに次ぐ初冠雪の観測となりました。

上空に寒気　週末はさらに強い寒気か

北海道の上空1500m付近には－3℃以下の冷たい空気が流れ込んでおり、今朝は道内の標高の高い峠道などでは雪が積もっているところもありました。

今日はこのあとも日本海側を中心に雨が降りやすく、標高の高いところでは雪になる見込みです。

いったん上空の寒気は抜けるものの、今週末は今日よりもさらに強い寒気の流れ込み予想されています。山沿いだけではなく、平地でも少し標高の高いところでは、降水があると雪になる可能性があります。

峠道などを通行する予定のある場合は、雪への対策が必要になってきます。普段は市街地しか車の運転をしない方もそろそろ冬用のタイヤへの交換を考えてもよさそうです。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）