鹿児島・桜島は活発な状況続く 上空の風は弱く火山灰は拡散しにくい

ウェザーニュース

鹿児島・桜島は先週から活発な状態が続いていて、今日18日(水)も噴煙を上げています。上空の風が弱いため火山灰は広範囲には広がらず、桜島の近い所ほど注意が必要です。

噴煙の高さは火口上1900mまで上昇

先週11日(水)頃から噴火が増えている桜島で、今日9時57分頃に噴火が発生しました。噴煙の高さは火口上1900mまで上昇し、噴煙量は中量です。それほど規模の大きな噴火ではないものの、桜島の周辺からは青い空に立ち昇る濃灰色の噴煙が見られています。

今日は上空の風が弱いため、火山灰はそれほど遠くまでは拡散しない見通しです。北西側から北東側に広がりやすい風向きが予想されるため、鹿児島市の一部や姶良市、霧島市などは念のため火山灰に注意をしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）