小笠原諸島で120mm/h超の猛烈な雨 記録的短時間大雨情報を発表

ウェザーニュース

今日18日(水)の東京・小笠原諸島は秋雨前線が停滞している影響で、断続的に雨が降っています。母島では1時間に120mmを超える猛烈な雨を観測して記録的短時間大雨情報を発表。夕方にかけて警戒が必要です。

夕方にかけて土砂災害や浸水に警戒

小笠原諸島付近に秋雨前線が伸びていて、暖かく湿った空気が流れ込んでいることや、上空の気圧の谷が通過している影響で、周辺では雨雲が発達しています。特に母島付近を次々に活発な雨雲が通過し、12時00分までの1時間には124.5mmの猛烈な雨を観測しました。2007年の観測開始以来、最も強い雨です。

猛烈な雨によって災害の発生リスクが高まっていて、記録的短時間大雨情報が発表されました。また、小笠原村には大雨警報と洪水警報、土砂災害警戒情報が出ています。これから夕方にかけて活発な雨雲がかかりやすい状況が続く見込みで、土砂災害や浸水などに警戒が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）