各地で本降りの雨 近畿や東海は午前が中心 関東は昼前後に雨が強まるおそれ

ウェザーニュース

今日26日(火)は本州の南岸に停滞する前線上を、低気圧が東に進む予想です。西日本から東日本の広範囲で雨が降り、局地的には雷を伴って土砂降りの雨となるおそれがあります。

低気圧が発達しながら東へ進むため、風の強まりにも注意が必要です。

今朝は近畿や東海で雨が強まる

低気圧や前線に向かって南から湿った空気が流れ込んでいる影響で、今朝は近畿や東海には発達した雨雲がかかっています。

7時までの1時間に滋賀県甲賀市の信楽で16.5mm、三重県いなべ市の北勢では12.5mmのやや強い雨を観測しました。名古屋市でも6.5mmと本降りの雨となっています。局地的には土砂降りの雨となっているところもある状況です。

そのほか、東北南部や関東でも、今朝は傘が必要なくらいの雨となっています。

一方、九州では雨の止んだところが多く、中国四国でも西側の地域から雨のピークを越えつつあります。

関東では昼前後に本降りの雨

今後も低気圧は足早に東へ進む見込みで、それに伴い雨の強いエリアも東へと移っていく見込みです。

近畿では朝が雨のピークとなり、東海では午前中は土砂降りの雨に注意が必要です。関東では午前中からしっかりとした雨となり、昼前後には本降りとなる予想です。

低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、雨雲が発達して局地的には雷を伴って1時間に30mm前後の激しい雨となるおそれがあります。道路冠水や河川の増水などに注意してください。

低気圧周辺では風も強まる

低気圧が発達しながら進むため、低気圧の周辺や低気圧通過後には風の強まるところがある見込みです。

雨の降っている間は横殴りの雨となり、沿岸部では傘が役に立たないくらいの強風となるおそれがあります。

また、低気圧通過後は北寄りの冷たい風となり、気温が一気に下がります。雨対策に加えて、強い風や防寒もしっかりとするようにしてください。