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初夏は昼間に電力需給に余裕 時間帯を変えてエコに電気を使おう

ウェザーニュース / 2024年4月28日 9時30分

ウェザーニュース

昼間は冷暖房がなくても過ごしやすい季節になってきました。ウェザーニュースによる分析では、家庭での冷暖房使用は外気温が18℃前後の時に最も減ることがわかっています。

このため初夏の休日の昼間は電気の使用が減り、電力需給に余裕が生まれます。そんな日には私たちが電気を使う行動の「時間帯を変える」だけで、環境にやさしい選択肢になるようです。

過ごしやすい季節は昼間に電気が余りがち

夏や冬になると、特に急な暑さ・寒さの影響で電力需給が逼迫することがあります。一方で春や秋には、冷暖房需要が減ることに加え、休日は工場や企業の電力需要が減ること、晴れると昼間は太陽光発電による供給が多くなることなどで、電力需給に余裕が生まれます。

昼間に余った電気は揚水発電という方式や蓄電設備などで蓄えておくこともできますが、蓄えられる量には限界があるため、太陽光発電を止める措置をとっている地域もあります。

そこで、日頃は朝や夕方〜夜に行っている電気を使う行動を昼間にシフトさせることができれば、再生可能エネルギーである太陽光発電をフルに活用でき、朝晩の火力発電等による化石燃料の消費を抑えることが出来るようになります。資源の節約だけでなく、CO2の排出も減らすことができますので、地球温暖化対策につながる環境にやさしい行動といえます。

具体的には、この時期であればエアコンの試運転を晴れた休日の昼間に行ったり、普段は夜に行っている掃除や洗濯、アイロン掛け、電気を使う調理等を昼間にずらしたり、各種充電を昼間に行うことなどが考えられ、小さな行動でも積み重なれば効果的です。

無理をして節電をしなくても、時間をずらすだけで環境対策につながります。晴れた休日の昼間は少し意識してみてはいかがでしょうか。


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