今日11日(金)の天気予報 広範囲で秋晴れも一部地域でにわか雨あり

ウェザーニュース

■ 天気のポイント ■

・カラッとした秋晴れの所が多い
・北陸は晴れても変わりやすい空
・北日本の太平洋側は北東風の影響受ける

三連休前の今日10月11日(金)は穏やかに晴れる地域が多くなります。この時期らしい気温で過ごしやすい一日になりそうです。ただ、北陸や北日本の太平洋側など一部地域ではにわか雨の可能性があるため油断はできません。

カラッとした秋晴れの所が多い

日本列島はオホーツク海の高気圧や大陸から張り出す高気圧に緩く覆われ、広い範囲で穏やかな秋晴れとなります。

晴れて放射冷却現象がよく効いたおかげで朝は涼しくなり、東京や名古屋をはじめ広範囲でこの秋これまでで一番の最低気温となっています。予想最高気温は各地とも概ね平年並みで、カラッとした爽やかな体感となりそうです。

北陸は晴れても変わりやすい空

上記の二つの高気圧の中間にあたる日本海中部付近は気圧の谷となっていて、雨雲が発生しています。北陸沖では天気図に描かれない程度の小規模な低気圧が発生し、細かい雨雲が陸地にかかっています。

北陸では一日を通して変わりやすい天気で、晴れていても急な雨に注意が必要です。念のため折りたたみ傘を持ってお出かけください。

北日本の太平洋側は北東風の影響受ける

オホーツク海の高気圧と台風19号から変化して発達する温帯低気圧との間で気圧の傾きが急になっていて、千島付近から北日本の太平洋側に北東の風が吹きつけています。

この湿った風の影響で、北海道の道東や東北太平洋側では雨雲が発生しています。こちらもにわか雨にご注意ください。