北海道で積雪増加 東北も秋田で初雪を観測

ウェザーニュース

今日18日(月)は夕方になって、雪の降り方が強まってきました。北海道は市街地でも積雪が増えてきています。

また、東北も雪の範囲が拡大し、秋田で初雪が観測されました。

旭川など市街地でも積雪を観測

日本付近は冬型の気圧配置が強まり、日本海側の地域を中心に雪や雨が降っています。北海道の上空1500m付近は−12℃以下の強い寒気に覆われていることに加え、上空の気圧の谷が通過している影響で、断続的に雪が強まっている状況です。

夕方になって旭川市周辺にも活発な雪雲が流れ込み、旭川市の17時時点の積雪深は3cmになりました。札幌市は北区や東区で雪が降っているものの、アメダスのある中央区には雪雲が流れ込みにくく、積雪は観測されていません。

秋田は平年より3日遅い初雪に

寒気の南下に伴って、東北も北部で雪の範囲が拡大しています。先ほど秋田では初雪が観測されました。平年より3日遅く、昨年より6日早い観測です。これで、東北北部は全地点で初雪が観測されたことになります。

青森県の山沿いでは積雪も増えてきて、青森市酸ケ湯では17時の積雪深が43cmになりました。青森県の一部には大雪警報が発表されています。

寒気のピークとなる夜は、南部も内陸部で雪に変わる所がある予想です。

北日本日本海側では明日19日(火)の午前中にかけて雪の降りやすい状況が続くとみています。山沿いを中心に、積雪の増加に注意が必要です。北海道や東北北部は平野部でも雪の積もる可能性があります。積雪や凍結による路面状態の悪化に注意してください。

また、沿岸部を中心に風が強く、吹雪になることがあります。見通しの悪化にも十分お気をつけください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）