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ムバッペ不在のフランスがイスラエルに4発快勝!【UNL】

超ワールドサッカー / 2024年10月11日 5時45分

写真:Getty Images

フランス代表は10日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ2第3節でイスラエル代表と対戦し4-1で勝利した。

9月に行われた2試合を1勝1敗で終え、リーグAグループ2の2位に位置するフランス代表は、最前線にコロ・ムアニを据え、2列目に右からデンベレ、オリーズ、エンクンクを並べた[4-2-3-1]を採用。負傷明けにより代表招集を辞退したムバッペに代わり、チュアメニがキャプテンマークを巻いた。

2連敗中のイスラエルに対し、フランスは開始7分で先制する。右クロスの流れたボールをボックス左で収めたコロ・ムアニがボックス手前にバックパス。これをバイタルエリア中央左で受けたカマヴィンガがミドルシュートで狙うと、これがGKグラゼルのセーブミスを誘い、ボールはゴールラインを割った。

幸先良く先制したフランスだったが、イスラエルに最初のチャンスをモノにされ、試合を振り出しに戻される。24分、敵陣中盤左サイドでボールを受けたアブ・ファニが早いタイミングでクロスを供給すると、ボックス内に走り込んだガンデルマンがヘディングシュート。これが右ポストの内側を叩き、ゴールに吸い込まれた。

追いつかれたフランスはすぐに反撃。すると28分、カマヴィンガの楔のパスをペナルティアーク手前で受けたエンクンクがDFを背負いながらも絶妙なターンから前を向き、ゴール前まで侵攻。最後は冷静にGKの脇を狙い、ゴールネットを揺らした。

前半半ば以降もポゼッションで上回るフランスが主導権を握ると、アタッキングサードまでボールを運ぶがなかなか決定機まで至ることはできず。前半は2-1で終了した。

前半同様に後半もフランスがボールを保持するが、なかなか決定機まで持ち込めない。コンパクトなブロックで危険なエリアをしっかりと埋めるイスラエルの集中した守備を前に流れのなかではフィニッシュまで持ち込めない時間が続く。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した時間が続く。それでもフランスは87分、左サイドをドリブルで持ち上がったバルコラの折り返しをボックス左で受けたテオ・エルナンデスがマイナス方向に落とすと、ペナルティアーク内に走り込んだゲンドゥージがコントロールショットをゴール左隅に流し込んだ。

待望の追加点を奪ったフランスは、89分にも右サイドのデンベレが早めのタイミングで低いクロスを入れると、ボックス手前ので受けたゲンドゥージがボックス左に展開。最後は走り込んだバルコラがダイレクトシュートをゴールに突き刺した。

結局、試合はそのまま4-1でフランスが快勝。ムバッペ不在も危なげない試合運びで勝利したフランスが、首位イタリアを追走している。

イスラエル 1-4 フランス
【イスラエル】
オムリ・ガンデルマン(前24)
【フランス】
エドゥアルド・カマヴィンガ(前7)
クリストファー・エンクンク(前28)
マテオ・ゲンドゥージ(後42)
ブラッドリー・バルコラ(後44)

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