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夕方に目がかすむ、20代でも増加中の「夕方老眼」って一体何!?

Woman.excite / 2015年9月13日 11時0分

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夕方になると視界がぼやける…20代にも多い「夕方老眼」って一体何!?

朝はハッキリ見えているのに、夕方になると目がかすんだり視界がぼやけたり…ということ、ありませんか? 

最近増加しているこの症状は「夕方老眼」とよばれ、パソコンやスマホの画面などをよく見るライフスタイルが影響しているともいわれています。

夕方になると視界がぼやける…20代にも多い「夕方老眼」って一体何!?



「老眼」と聞くと、年配の人にあらわれる症状だと思うかもしれませんが、じつは20代にも増えているのだとか。「疲れているだけ」と放置していると、病気のリスクが隠れていることもあるので注意が必要です。

■若い世代にも増えている「夕方老眼」とは?
「朝はハッキリと見えたスマホの画面が、仕事帰りには見にくい」「夕方になると目がかすんで細かい文字が見にくい」…こんな症状を、夕方老眼と呼びます。

老眼とは、年齢とともに目のピントを合わせる調節機能が衰え、近くのものが見にくくなる症状のこと。なので、正確には「夕方老眼」は老眼とは異なるのですが、似た症状が夕方にあらわれるということでこう呼ばれているのです。

「老眼」という言葉を聞くと、おそらく多くの人が「年配の人にあらわれる症状」というイメージを持つのではないでしょうか。でも、この夕方老眼は20代や30代の若い世代にも増えているのです。

大丈夫だろうと放置していると、早いうちから老眼になってしまったり、目の病気の原因になることもあるというため注意が必要です。
 
 

■夕方老眼の原因とは
夕方老眼の大きな原因は、パソコンやスマホ、書類の文字などを長時間見続けることにあります。目は、近くのものを見るとき、レンズの役割をする水晶体という組織を支える筋肉を緊張させて、ピントを合わせています。

そのように目を酷使する状態が長く続くと、筋肉が疲労してピントが合いにくくなり、ものがかすんだり見えにくくなったりしてしまうのです。

また、もう一つの原因がドライアイです。オフィスなどは空調により乾燥するのに加え、仕事中は知らず知らずのうちに緊張のために涙の量が減ってしまいます。

とくにパソコンやスマホの画面を見ているときは、集中しているため普段よりもまばたきの回数が減る傾向にあるのだとか。「夕方になるとものが見えづらい」という人は、自覚はなくてもドライアイ状態になっている可能性があります。

■「見えづらい」と感じたら 夕方老眼の対処法
夕方老眼の原因がパソコンやスマホなどにあるといっても、それらを長時間見なければ仕事にならない、という人も多いはず。

できるだけ目の負担をやわらげるために、パソコンなら画面を部屋の明るさよりも少し暗めに、スマホなら最大輝度の2分の1くらいにして使うとよいでしょう。

長時間続けて画面を見ることは避け、10~15分に1度は目を閉じたり、4~5m先を見たりするように心がけて。そうすることで、目の筋肉の緊張をほぐすことができます。

ホットタオルなどで目元をあたためるのも効果的です。水にぬらして絞ったタオルを電子レンジで1分ほど加熱し、目をおおうようにのせます。

5分から10分くらいを目安にして、途中でタオルが冷めてしまう場合は何本か用意しておくとよいでしょう。おすすめは夜寝る前ですが、デスクワークなどパソコン画面を見る機会の多い人は、お昼休みに行ってもいいですね。

また、女性の場合は、アイメイクも目の状態に大きな影響があります。マスカラやアイラインといった目の際に行うメイクが、まぶたにある皮脂腺を詰まらせてしまうことが。

それによって涙の油分が不足し、蒸発しやすくなってしまうというのです。夕方老眼を改善したい場合は、目の際までのメイクはできるだけ避けるようにしましょう。
 
 
(加藤 朋実)

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