産後に「夫婦の危機を感じた」43% 乗り切る秘訣は?
Woman.excite / 2017年7月21日 21時0分
産後に「夫婦の危機を感じた」43%! 必見、産後クライシス解決法
出産後、女性のライフスタイルは大きく変化します。ホルモンバランスの乱れにより、気持ちの浮き沈みが大きくなりやすいだけではなく、寝たいときに眠れない、休憩したい時にできない、やりたいことが思い通りにできない…など多くの我慢を強いられます。
(c)Monkey Business - Fotolia.com
しかし、夫である男性は子供が産まれても身体的変化はなく、父親としての自覚が芽生えるのは、女性より時間がかかる傾向があるようです。そのため、帰宅も遅く、休日の趣味も相変わらず…などの出産前と変わらない行動で、妻との溝が広がってしまう場合も少なくありません。
このような夫婦間に起こる産後クライシス、それが最悪の場合は、離婚につながるケースもあります。
夫の育児参加と、妻の不満
最近では、社会環境の変化から男性の意識もすこしずつ変化し、育休を使う男性や、イクメンなんて言葉も定着しつつあります。
では、産後クライシスなんて一部だけじゃないの? と思うかもしれませんが、そんなことはありません。アンケート調査から、こんな結果がでました。
「サポートがあった」……63%
「サポートがなかった」……35%
「その他」……2%
半数以上の妻が「夫からのサポートがあった」と答えています。共働き夫婦が増えている昨今、夫となる男性も前向きにサポートしていると感じます。
しかし、それと同時にこんな回答も。
「なった」……21%
「ならなかった」……77%
「その他」……2%
このように、サポートしてくれることに感謝しつつも、頼りにならないと不満を感じている妻が7割以上と言う結果になりました。
「子供の夜泣きも、知らんぷりで寝ていた」
「理解しているけれど、行動がそれに伴っていない」
「育児を手伝うという感覚」
このように、妻にとって夫の育児参加は「お手伝い程度」とし感じている人が多いようです。そのため、妻側に不満が溜まってしまうのではないでしょうか。
夫婦の危機は夫の知らぬ間にやってくる
さて、様々な理由で出産後、夫に対してイライラや不満にを溜めがちな妻。その妻が考える夫婦の危機とは具体的にどのような理由があるのでしょうか。
「あった」……42%
「なかった」……56%
「その他」……2%
「何度も何度も注意していることが、いつまで経っても改善されず、自分は大切にされてないんだと思った」
「ワンオペ育児なので、離婚しても同じなのでは? と思った」
「疲れとストレスで、不機嫌が続いた」
必死に変化に対応しようとしている妻に対して、夫は変化しない(または変化が遅い)という苛立ち。そんな苛立ちを妻が言葉に出したり態度でしめすことで、関係がギクシャクしてしまうのです。
産後、夫婦関係が悪化することは、珍しいことではありません。でも、少しだけ考えてみてほしいんです。
夫側の立場に立てば「分からないことが多すぎる」のです。急な女性の変化についていけず、何をして良いのか分からず、いつも不機嫌な妻に文句を言われている…。
そうなんです、言われなくてもやってよ! と思いがちな女性ですが、やはり言わなければ伝わりません。お願いしたいことは、きちんと言葉に出して具体的にお願いしましょう。
協力は二人だけでするものではない
夫婦なんだから、お互いを知って、補い合って、助け合う。そんな姿勢はとても大切です。
とは言っても、家庭のことは、夫婦ふたりだけで協力し合わなければいけないのか?
いえ、そんなことはありません。
両親や各自治体のサポート、家事代行やシッターさんなどにヘルプをお願いすることで親が少し余裕をもつことが、結局子供のためにもなるのではないでしょうか。
子供のことは、家庭内で抱え込みがちです。それは、家族を愛しているからこそ、自分たちでどうにかしなければと思うのかもしれません。
でも、一番大切なことは家族が笑顔でいること。そのために、何が必要が考えること。また、「相手はどう思ってるのかな?」と相手の立場で考えるという姿勢は、お互い忘れてはいけないと思います。
「産後の育児サポート」に関するアンケート
アンケート回答数:124件
キッズライン総研調べ(ベビーシッターサービス・キッズライン)
(片瀬 萩乃)
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