「高齢出産」に実母や友人がネガティブな反応…読者からは怒りの声殺到!
Woman.excite / 2022年8月17日 22時0分
35歳以上の初産婦が出産することを意味する「高齢出産」。妊娠・出産時のリスクが高いイメージから、赤ちゃんを授かった喜びと同時に、不安に襲われる妊婦が多いようです…。でも、それは周りも同じだったようです。
■あれ、喜んでない? 里帰り出産を報告したけれど…
フリーランスでコピーライターの仕事をしている39歳の美紀は、めでたく妊娠し、地域で評判の良いT産院に足を運ぶと、医者から想像していなかった事実を知らされます。
妊娠にウキウキしていた美紀でしたが、遅まきながら自分が「高齢出産」であることに気付き、心にモヤモヤが立ち込めます。不安になって、高齢出産のリスクについてあれこれ検索したものの、調べれば調べるほど、不安は募る一方…。
高齢出産に不安を抱えつつも参加した、産院主催のプレママ教室。そこで隣に座った42歳の香苗、24歳の雪と話をすると…。
「参観日は浮くかもね…」 同級生の反応にショック
出産予定日が近い香苗と雪たちとのコミュニケーションで、少し明るい気持ちになれた美紀は、高校生のころ実母が「同じ病院で孫を産んでくれたらうれしい」と話していたことを理由に里帰り出産を決意。実家近くのA産院への分娩予約を取ります。
しかし、喜んでくれると思った母の応答は、肩透かしをくらった気分になるほどアッサリしたもの…。少しひっかかったものの、A産院での診察のため地元に戻った美紀は、学生時代の同級生、茉美に会いに行くことに。
既に中学生と小学生の母となっていた茉美に妊娠したことを驚かれ、意気消沈し実家へ帰った美紀。そこで、更に追い打ちをかけるような出来事が起こるのです。
■恥ずかしい!? ワガママ!?
娘の妊娠を喜んでいると思った母にも酷い言われよう…
心無い母の言葉に傷ついた美紀。後日、分娩予約を取ったA産院に診察に行こうとすると、母もついていくと言い、一緒に出かけることに。しかし、そこでもまた高齢出産を理由に嫌な言葉をかけられてしまうのです…。
「出産は反対」と突然声を上げた母の主張に驚く美紀、この後美紀の出産はどうなるのでしょうか?
こちらは、読者からの投稿エピソードを元に4月23日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。次は、漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。
■「高齢出産、同じ目に合った…」経験者からもコメントが殺到!
特に都市部での晩婚化が進み、35歳を過ぎてからの出産も珍しくなくなった昨今、高齢出産を経験した読者から「同じような経験をした」というコメントも届きました。
・正にこの漫画の主人公と同い年で出産して同じ目に合ったので驚きました。
・私も39歳で初産だった。初めて行った産婦人科で「ここでは産めない。産める病院は自分で探して」と先生に言われ、途方に暮れたのを思い出しました。
・私も、42で第3子、45になる1か月前に第4子を産みました。既に上の子達は結婚、就職していて第2の子育てを楽しく過ごしています。妊娠、出産は人生のうちでなかなか経験出来ないこと。私も当時の想いがよみがえります。私の母からは、近所の人の目があるから里帰り出産するなと言われました。
・一人目を42歳で出産しました。 それでも否定的な人はいなくて、逆に「実は私の姉が45で二人目」、とか「家族からも実はおばあちゃんが最後の子供産んだのも42だった」とか40代で初産だった方は結構いました。
・38歳で初産だったけど、参観日とか全然浮いてなかったよ。年齢じゃないと思う。若くても構わないママはおばさんにしか見えないし。子供と自分の為に綺麗をあきらめなけば全然大丈夫でしたよー。
ネガティブな反応に読者からの反論コメントが多数
友達や母、医者の失礼な物言いに、「時代錯誤!」「主人公がかわいそう」と怒り心頭のコメントが多く届きました。
・こんな酷い話があるのだろうか?とびっくりです。 私は妊娠時42歳、出産は43歳、そして初産でした。 実母は孫を諦めていたので、大変喜び、友人たちもとても喜んでくれました。 なんでこの主人公の周りはこんなのかな?と不思議です。 田舎の話しなのでしょうか?
・いくら何でもひどい。卑下は良くない。私が母親なら大喜びです。40代で出産の何が悪い。友達もまずはおめでとうを言うべきです。
・会う人会う人揃いも揃って高齢出産をマイナスに言うような人が多すぎる。友人にしたって余計なお世話だし、お母さんだって建前にしても言って良いことと悪いことがある。あの医者なに?あんなこと患者に直接言うくらいなら産婦人科医やめてしまえ! 正直、里帰り出産はしない方が投稿者さんもストレスなく、良い出産が出来る気がしました。
・主人公の母親、友人、医者はもう少し主人公の決断を応援し、寄り添うべきだ。高齢出産はわがままでないし、タイミングは人それぞれ。事情があって結婚出産に早く踏み切れなかった人もいるし、それをわがままとせめてどうするんだ。(中略)これから子供を生もうとしている人に水をささないでほしい。妊娠している時点で主人公も体力あり、子供を産み育てる価値がある。すごいよ。
・主人公がかわいそうすぎます。 周りは時代錯誤では?と感じます。 私は田舎に住んでいますが、それでも30代後半に出産する人はたくさんいます。(中略)確かに出産のリスクが低いのは20代だとわかります。でも、今は働く女性が多く、キャリアを考え仕事をメインに生きていると、あっという間に30代です。 それでも産める社会や環境を整えることが今の日本の出生率を上げるのでは??と感じます。
・結婚して10年、不妊治療歴9年、39歳の時に娘を授かり出産しました。 高齢出産のためリスクか高いという事はわかっていましたが、それ以上にようやく、ようやく授かった事に喜びが上回り、両親や友人も泣いて喜んでくれたことが嬉しかったのを覚えています。(中略) 39歳でも20代でも、子供を望む気持ちは一緒なはず。そんなにワガママな事なんですかね?? もっと早くに産めと言われても、産めるものなら産んでたわ。
・私も高齢出産でした。 出産年齢は地域差もあるしとくに地方だと若いお母さんの方が多いです。 若くて体力ある方が良いのは分かっていても、個々に事情もありますし、リスクが高いのは理解できますが、医師もあんな言い方しなくても良いのにと感じました。 (中略) 高齢出産は、わがままではありません。
・勝手な思い込みで発言する先生なんて 信じられないです。 十人十色いろんな妊婦さんがいるのにありえないです…。
・医者にもいってやりたいですね。 先生にお願いするのは胎教にわるそうなんで別のとこに行きますー。って。
高齢出産のリスクを考えると、妊婦本人のみならず周囲も「心配」が先にたってしまう気持ちもわかりますが、まずは「おめでとう」と一緒に喜ぶ気持ちを忘れずにいたいものです。年齢に限らず、妊娠・出産は新しい命を生み出す素晴らしい出来事。ただでさえ不安になりがちな妊婦を励まし、安心して出産に臨めるようにサポートできるといいですね。
(ウーマンエキサイト編集部)
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