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【鼎談インタビュー】キム・コッピ、石倉三郎、犬童一利監督映画「つむぐもの」の魅力を語る!

Wow!Korea / 2016年3月7日 21時7分

左から女優キム・コッピ、俳優石倉三郎、犬童一利監督

テレビ、映画、舞台で活躍する俳優・石倉三郎が芸歴50年を迎え、初主演を務めた映画「つむぐもの」が3月19日(土) より有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー。

倒れても人の手はかりたくない頑固な和紙職人、剛生を演じる石倉三郎と、韓国からやってきた落ちこぼれ女子、ヨナ役で共演するのは2002年映画「嫉妬は私の力」でスクリーンデビューを飾り、2008年、映画「息もできない」で不遇な家庭環境に置かれ傷つきながらも、強く勝ち抜こうとする女子高生ヨンヒを好演し、日本映画にも出演している注目の女優キム・コッピ。

本作でメガホンをとるのはゲイの青年の葛藤を描いた映画「カミングアウト」など話題作を手がける犬童一利監督。

1月27日に行われた、完成披露試写会後、タイトなスケジュールの中、インタビューに3人そろって、応じてくれた。

インタビュールームに姿を見せたキム・コッピ、石倉三郎、犬童一利監督の3人からは同作品を通じて結ばれた絆を深く感じられた。和やかな雰囲気の中、「よろしくお願いします」とのあいさつからインタビューがスタート。

―完成披露試写会を終えた今のお気持ちはいかがですか?

キム・コッピ:今日は観客のみなさんと映画を観ることはできませんでしたので、みなさんの反応が気になっていましたが、作品を観終わったみなさんが「よかったですよ」と口々に言って下さったので、「よかったな。うまくいったんだな」と感じました。

石倉三郎:もう、最高ですね。本日は晴天なりですね。やりきった感がありますね。監督が喜んでくれているので、(謙遜して)私のつたない演技でも間に合ったのかな?ということです(笑)。

犬童監督:僕も同じ気持ちです、やっと、みなさんといっしょに観て頂けるスタートラインに立ったなという気持ちです。みなさんから、おおむね好評を得たので安心するとともにこれからもうひと踏ん張りだなと思っています。

―犬童監督、本作では伝統文化の後継者問題、介護問題、さらに国際交流と3つのテーマが一緒に描かれていますが、あえて、3つのテーマをひとつにした理由は?

犬童監督:もともと、福井県丹南地域と、韓国・扶余(プヨ)群が友好関係にあり、プロデューサー陣から映画製作のお話を頂いて越前と扶余を舞台に映画を作ることになりました。丁度1年前の正月に実家に帰った時にミヒャエル・ハネケ監督の「愛、アムール」を観まして、両親が寝ている中でその作品を観て、今まで、介護というものにまったく向き合ったことがなかったのですが、とても身近に感じられました。そこで、介護をテーマにしたいと提案したところ、プロデューサー陣もそれぞれ“介護”をテーマにしようと思っていたようで、企画が早く進みました。日韓と越前の職人の話にしたかったので大変でしたけど、伝統文化の後継、そして介護をテーマにしました。

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