森保ジャパン、2022カタールW杯に向けて始動!
2018年9月10日更新
日本代表監督に森保一氏が就任し、8月30日に新監督としてチームメンバーを招集。9月7日チリ戦は北海道の地震により中止となり、11日のコスタリカ戦に備え8日に大阪入りしました。地震への日本代表メンバーからのメッセージや森保監督の戦術・人柄、若手の注目選手をまとめてみました。
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“森保ジャパン” 新生・日本代表メンバー発表!
新生日本代表メンバー発表! 森保ジャパン23人招集
GK
12 東口順昭(G大阪)
23 権田修一(鳥栖)
1 シュミット・ダニエル(仙台)
DF
20 槙野智章(浦和)
4 佐々木翔(広島)
5 車屋紳太郎(川崎F)
6 遠藤航(シントトロイデン)
3 室屋成(FC東京)
2 植田直通(セルクル・ブルージュ)
19 三浦弦太(G大阪)
22 冨安健洋(シントトロイデン)
MF
17 青山敏弘(広島)
18 天野純(横浜FM)
7 伊東純也(柏)
10 中島翔哉(ポルティモネンセ)
8 南野拓実(ザルツブルク)
16 守田英正(川崎F)
15 三竿健斗(鹿島)
14 伊藤達哉(ハンブルガーSV)
21 堂安律(フローニンゲン)
FW
13 小林悠(川崎F)
9 杉本健勇(C大阪)
11 浅野拓磨(ハノーファー)
※FW杉本健勇がけがにより離脱、追加招集はなし
ゲームキャプテンには青山選手が就任
日本代表の森保一監督がMF青山敏弘(広島)をキャプテンに任命した。8日の練習後、「(青山に)キャプテンをやってほしいという話はした」と明かし、広島監督時代の愛弟子への信頼を口にした。
地震の影響で試合が中止になるなど想定外の事態が起こる中でのキャプテン任命でしたが、青山選手はこのように語っています。
「チームを強くしたいという思いはみんな一つだと思う。個人をアピールしないといけないけど、その前にチームが勝たないといけない。そのための個人というのはみんな分かっていると思う」。
スタッフ人事については…
日本代表の森保一新監督が就任記者会見でスタッフ人事について語った。初陣は9月7日のチリ代表戦(札幌)と期間がないため、「東京五輪チームに関わっているスタッフでやっていきたい」と明言した。東京五輪チームのスタッフは以下の4名。
・コーチ…横内昭展
・コーチ…和田一郎
・GKコーチ…下田崇
・フィジカルコーチ…松本良一
森保新監督が誕生した理由は?
田嶋会長「世代交代待ったなしの時」
日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、森保新監督の就任発表会見で次のように就任の理由を語っています。
「森保氏については説明するまでもなく、Jリーグでチャンピオン3回、そしてU-20のコーチ、トレセンコーチ、キッズインストラクターと、下は幼稚園の子どもたちからトッププロまでの全てのレベルの指導をしてきた経歴を持っている」
「今は、世代交代待ったなしの時で、彼はオリンピックと日本代表両方の監督という2つの重要な役割を担ってもらう。世代交代を実現していくためには、この2つを兼ねている方がよりスムーズにいくというそのメリットを選んだ。今まで見てきて、選手の取り合いになることもあった。そういう中で一人の監督が務める良さをみて、今の代表チームに必要なのは森保監督だと思った」
森保監督の選手としての経歴やJリーグ監督時の戦績、戦術や人柄については次のブロックで紹介します。
7日の予定だった日本対チリ戦の中止を公式発表…北海道地震の影響で
試合は中止も両チームは無事
9月7日に札幌ドームで開催予定だった国際親善試合のために、日本代表・チリ代表は北海道でトレーニングを行っていました。9月3日に新日本代表は札幌入りしていたのですが…
6日午前3時頃に北海道胆振地方中東部で強い地震が発生した。これを受けて、日本サッカー協会(JFA)は、7日に開催予定となっていたチリ代表とのキリンチャレンジカップ2018を中止することを発表した。
すでに、両チームの無事は確認されているが、被害の甚大さと、電力をはじめとするライフラインや交通機関に大きな影響が生じていること、またスタジアムに来場されるお客様の安全を確保することなどを考慮したことから中止となった。
SNSで日本代表選手23名からメッセージ
槙野は、日本代表選手23名で「一緒に頑張ろう」とエールを送る動画付きでインスタグラムを更新した。
「今自分達に出来る事を考え行動する事。そして何よりも北海道の皆さんが一日も早く元の生活に戻れるように僕たちも全力でサポートします。一緒に頑張ろう‼︎」
11日コスタリカ戦が仕切り直しの初戦に
大阪入り後の初練習を公開
サッカー日本代表は9日、コスタリカとの国際親善試合(11日・パナソニックスタジアム吹田)が行われる大阪入り後の初練習をし、冒頭以外を非公開として攻守の戦術を確認した。4バックを試したもようで、主力組の攻撃陣には堂安(フローニンゲン)、南野(ザルツブルク)らが入ったとみられる。
森保ジャパンのエースはMF堂安、MF中島か
ともに代表初先発が濃厚となったMF堂安律(20)=フローニンゲン=と、MF中島翔哉(24)=ポルティモネンセ=は、欧州で磨いた得点力を武器に、新生日本代表の中心を狙う。
左利きの堂安と、右利きの中島。ドリブルで中央に切り込み、強烈なシュートでゴールを狙うプレーがともに持ち味だ。堂安が「期待してもらっていいと思います。求められているのはハードワークすることと、得点という結果を出すこと」とうなずけば、中島も「(森保)監督は常に良さを出してほしいと言っているので、そういうプレーができれば」。ともに代表初先発(堂安は初出場)となる一戦で、やるべき仕事は一致している。
日本の切り札・森保一監督とは?
元日本代表選手 監督として3度のJ制覇
#日本代表 新監督🇯🇵#森保一 氏の選手歴⚽
— Goal Japan (@GoalJP_Official) 2018年7月26日
1987-1992年 #マツダSC
1992-1997年 #サンフレッチェ広島
1998年 #京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)
1999-2001年 #サンフレッチェ広島
2002-2003年 #ベガルタ仙台
J1リーグ 通算293試合出場 15得点
日本代表 通算35試合出場 1得点#daihyo pic.twitter.com/HRn5fCcbra
無名の選手時代に日本代表のメンバーに
広島の前身、マツダの監督で、日本代表監督になったオフトによって日本代表のメンバーに招集された。当時は無名の存在で、「もりほ」と呼ばれるなど日本代表の主力選手で彼の名前をきちんと読める人がいなかったのは有名な話だ。口数も少なく、カズ(三浦知良)やラモス瑠偉らのオーラに緊張し、食事の時はいつも広島組の高木琢也や前川和也と一緒にいた。
「日本の17番が本当にイヤ」と言わしめた初の国際試合
無名選手だった森保が一気に注目を集めたのは、初の国際試合出場となったキリンカップのアルゼンチン戦だった。試合は0−1で敗れたものの、同国のスーパースター、クラウディオ・カニーヒアが「日本の17番が本当にイヤだった」とコメントした。アルゼンチン代表のアルフィオ・バシーレ監督も「17番が日本代表でもっとも印象に残った」とコメント。言うまでもなく、17番とは森保一のことだ。
アルゼンチンのスーパースターや名将が森保に言及したことで、彼のポジション「ディフェンシブハーフ」、今でいうボランチが注目を集めることになった。中盤でアグレッシブに動いてプレスをかけ、相手攻撃の数手先を呼んでパスをカットしたり、センターバックのプレーを助けたり。それまではマニアが注目していたこのポジションの役割に、森保の頑張りによってスポットライトが当たったのだ。
監督としてJリーグで3度優勝を成し遂げた
2012年に広島の監督に就任、いきなりJ1優勝
「森保監督は2012年にミハイロ・ペトロヴィッチ監督の後をついでサンフレッチェ広島の監督に就任。いきなりJ1優勝を成し遂げ、翌年も優勝し連覇を達成した名将です。今、サッカー協会が最も評価している日本人監督ではないでしょうか。ロシア大会では西野朗監督の下でコーチを務めていますが、これは協会が森保さんに経験を積ませるためだと言う人もいます。西野ジャパン誕生の段階で次期監督の候補に挙げられていたのは間違いありません」(スポーツ紙記者)
Jリーグを3度制した監督は2人しかいない
人柄の良さばかりがメディアで表現される。それは事実だし、筆者もそれを書いてきた。だがそれだけで3度のリーグ優勝などできるはずもない。ちなみにJリーグを3度制したのはオズワルド・オリベイラと森保一だけなのだ。
森保新監督の選ぶ戦術とは
「3-4-2-1システム」がベースに
森保監督「私が長くやってきた形」
日本代表の森保一監督は広島監督時代も、兼任するU-21日本代表でも3バックを基本布陣として採用。合宿初日となった3日の練習後、A代表でも3-4-2-1がベースになるのかという報道陣の質問に「私が長くやってきた形でもあるので、基本的にはベースとして持っておきたいというのはある」と応じた。
一方で「柔軟に考えていきたい」とも発言
「今回を含めて、どういう戦い方になるか、どういう形にするかは決めていない。どういう形、システムでやるにしても、戦ううえでの原理、原則は変わらないと思うので、そこは私自身も柔軟に考えてやっていきたい」とも指摘。3-4-2-1をベースにしながらも、システムに固執するつもりはないようだ。
広島時代の武器だった「可変システム」
サンフレッチェ時代にコーチとして約2年半、監督として5年半もの時間を共有した青山は、この間にサンフレッチェで産声をあげ、J1を3度制覇する原動力のひとつになった「可変システム」のキーマンを担ってきた。
基本システムの[3‐4‐2‐1]から、攻撃時にボランチの一人が最終ラインに下がって[4‐1‐5]に、守備時には[5‐4‐1]に転じてブロックを形成する。試合展開に応じて目まぐるしく変化をつけていくうえで、ボランチの状況判断力は欠かせない要素となる。
記事では、「可変システム」は同じメンバーで繰り返し練習ができるクラブチームだからこそできるとしています。
しかし、森保監督の「可変システム」のキーマンを担ってきた青山の招集や、同じく「可変システム」のもとでプレーした佐々木、浅野が支えることで可能になっていくのではないか、とまとめています。
人柄は? 愛されキャラの「ぽいち」監督
愛称「ぽいち」の由来は「もり…ぽいち? これ誰なの?」
マツダに入団したものの、無名の存在のまま日本代表メンバーに選ばれ…
「マツダが1部と2部を行ったり来たりしていたこともあり、代表の常連選手たちのほとんどが森保さんを知らなかったそうです。代表合宿に招集されたある選手はメンバー表に書かれた『森保一』の名前を見て、『もり…ぽいち?これ誰なの?』と聞いたとか。森保さんは高校生の頃から『ぽいち』と呼ばれていたこともあり、代表でも定着。みんなから『ぽいち』と呼ばれ可愛がられました」(スポーツライター)
気配り、懐の大きさ、周囲への感謝
周囲に対する気配りの厚み。若者から「ポイチさん」と呼ばれても笑っていられる懐の大きさ。自分の実績を誇らず、常に周囲への感謝を欠かさない。接した人間が魅了される優しさ。人間性の豊かさは当然、彼のメリットだ。
睡眠時間について問う取材記者とのやり取りからも森保監督の人柄がにじみ出ます。
A代表の分析もあり、宿舎での業務は大量のはず。それでも睡眠時間については「削っていないです。隠れて寝てます。仕事したフリして寝てます」とさらり。「スタッフを信頼している。僕はいつも抜けているところが多いので。ハハハ。その方がチームも機能すると思います」と笑う。「全て何でもできるスーパーマンじゃない。無理なところは無理と線を引いて、スタッフと協力してチームづくりをやっていきたい」。
自称「日本一イジられる監督」
A代表とU-21日本代表の森保一兼任監督が23日、50歳の誕生日を迎えた。練習後には報道陣から50本のバラが贈られ、選手からは盛大に水を浴びせかけられるなど、練習場は祝福ムードに包まれた。
ジャージを濡らしたまま報道陣の前に姿を現し、改めて誕生日を祝福されると「ありがとうございます」と満面の笑み。「一緒に戦う仲間と50歳の誕生日を迎えることができて非常に幸せです。皆さんにも祝って頂きましたし、本当にありがたい限りです」。選手からバケツで水をかけられたことには「Jリーグで監督をやっているときも、日本一イジられる監督だと思っていたので。いろんな部分をさらけ出してくれて、自分にぶつかってきてくれるのは嬉しい」と答えると、50歳の抱負を語った。
森保一監督を形作った「ドーハの悲劇」
1993年10月28日、「ドーハの悲劇」のイラク戦にスタメン出場
1993年、カタール・ドーハで行われたアメリカW杯最終予選、森保は日韓戦以外の全4試合にスタメン出場を果たし、最終戦のイラク戦もピッチに立った。日本代表はロスタイムに同点に追いつかれて初のW杯出場を逃したが、森保はこの時、勝たなければ何も得られないことを実感し、形はどうあれ勝ちにこだわることを学んだ。
アディショナルタイムで…
サッカーU-23日本代表がリオ五輪出場決定!ドーハでイラク相手にロスタイムの決勝ゴール。1993年、ロスタイムでイラクに同点ゴールを決められW杯出場を逃したドーハの悲劇が思い出されます。写真はその時イラクに決められた同点ゴールです。 pic.twitter.com/KyIUw3GMJQ
— 東京新聞写真部 (@tokyoshashinbu) 2016年1月26日
イラクはショートコーナーを選択。この時のことを、森保は今も悔やんでいるはずだ。少なくとも2005年、この時の話を聞いた時の彼はそうだった。
「あの時、カズさんがショートコーナーに対応したんです。でも、問題はたった1人で行ったこと。2人じゃないといけない。僕が行かないといけなかった。1人で行くのなら、僕が行くべきだった。カズさんは相手にプレスをかけたんだけどかわされ、縦に走られた。自分は出遅れていたから、何もできない。結局、僕の頭上にクロスを通された。失点。ゴール前に人数もいたのに、みんなボールを見てしまった」
ドーハで学んだ「絶対に諦めない」メンタリティ
ドーハの悲劇の思い出です。当時はデジカメではなくフィルムでした。試合後、フィルムを手現像、アナログ電話回線で日本に送信していました。今はゴール後10分もあれば日本に写真が届きますが、当時は現像に20分、カラー送信に24分かかりました pic.twitter.com/4Q6CuU5jSg
— 東京新聞写真部 (@tokyoshashinbu) 2016年1月26日
広島の監督時代に何度も見せ付けた勝負強さの源泉は、間違いなく1993年10月28日にある。「こんなに悲しい出来事ってあるのか」と何度も自問自答を繰り返した悲劇の真ん中にいたから、自分の頭上を越えていった白いボールによって夢が破壊された光景を目の当たりにしたからこそ、森保一は稀代の勝負師となった。2015年Jリーグチャンピオンシップ第1戦、後半アディショナルタイムに入ってから2得点を奪ってガンバ大阪を逆転した広島の奇跡は、指揮官・森保一がドーハで学んだ「絶対に諦めない」メンタリティが、選手の身体の隅々までたたき込まれた、その結果なのである。
大きく顔ぶれを変えた新生日本代表
新生日本代表の選考基準は
メンバー発表会見で選考の基準を聞かれ、森保監督は次のように答えました。
「まずはロシアW杯に出ていた、基本的に海外でプレーしている選手の招集は今回は見送ろうと思っていた。ただし、リオの五輪世代より下の年代の選手に関しては、海外でプレーしている選手、シーズンのスタートなので、その選手の状況を踏まえながら招集させてもらった。プラス国内組の選手を招集してチームとして戦って行こうと考えて選考した」
17人の入れ替えで平均年齢25.35歳へ若返り
実に17人を入れ替えた。一時は史上初のベスト8進出へ手をかけながら、強豪ベルギーに悪夢の逆転負けを喫した悔しさ。ロシアの地で試合に絡めなかった悔しさ。そして、最終的なメンバーに残れなかった悔しさを継続しながら、平均年齢がロシア大会メンバー初戦時の28.26歳から25.35歳へ大幅に若返った点に、森保監督が就任した7月末に掲げた目標のひとつ、世代交代を推し進めていく意思が伝わってくる。
世代別にみる森保ジャパン
山口と大島の不参加もありロシアW杯メンバーからは4人
MF山口蛍(C大阪)、MF大島僚太(川崎F)が負傷で不参加となったこともあり、ロシアW杯メンバーはGK東口順昭(G大阪)、DF槙野智章(浦和)、DF遠藤航(シントトロイデン)、植田の4人のみ。
最大派閥になった「リオ五輪世代」
森保一監督の下で代表合宿初日を終えた浅野は、「僕らリオ世代が(2022年W杯で)年齢的には27歳ですかね。中心になっていかないといけない世代かなと感じる」と口にしている。今回の合宿メンバー23人中、リオ五輪世代は10人(DF=4人、MF=5人、FW=1人)。
「東京五輪世代」からは3人選出
「東京五輪世代」(1997~2000年生まれ)と呼ばれる世代では、次世代エース候補として注目されているMF堂安律をはじめ、DF冨安健洋、MF伊藤達哉ら3人が選出されています。堂安は次のように意気込みを語っています。
「ただ世代交代と言っても、若い選手たちが結果を残さないと世代交代にならない」
「小さい頃からの憧れの場所だった」というA代表に初選出された堂安だが、世代交代に闘志を燃やしており、「自然にそういう流れ(世代交代)を待つのではなく、自分たちからつかみに行けるように頑張りたい」と胸中を明かした。
注目の「新顔」6人のプロフィール
DF佐々木翔(サンフレッチェ広島)
2度に渡る長期離脱経験 森保監督は恩師
2016年、17年と2度にわたる右ひざ前十字靭帯断裂で長期離脱を経験した28歳はキャリア最高のシーズンを過ごしている。今季は不動の左サイドバックとして、ここまで全25試合に先発出場。第6節の柏戦では約3年半ぶりのゴールを決めるなど、攻守両面で広島を支える存在だ。その活躍が恩師・森保一監督に評価され、日本代表に初選出された。
Jリーグ屈指の“エアバトラー”
「相手が低いのか、高いのか、強いのかはこれからだけど、空中戦も僕の魅力です」と自己評価。176cmというそれほど高くない身長から繰り出されるエアバトルは、Jリーグが集計する空中戦ランキングの上位常連で、キリンチャレンジ杯はその武器を海外選手相手に試す戦いにもなる。
DF冨安健洋(シントトロイデンVV/ベルギー)
⚽🇯🇵Takehiro Tomiyasu opgeroepen voor U21 van Japan.
— STVV (@stvv) 2018年5月17日
➡️ Meer info via https://t.co/eXsxpqvJN1. pic.twitter.com/VaTvmcYsty
1998年生まれの冨安は各年代別の日本代表で活躍してきた188cmのセンターバック。福岡時代の2016年に17歳でJ1デビューを果たすと、今年1月にはベルギー1部への移籍を実現。着実なステップアップを果たしてきた。
夢は変わらず「プレミアリーグでプレーすること」
サッカー選手としての最終目標を聞かれ、冨安はこのように答えています。
「ずっと言ってきましたけど、プレミアリーグでプレーしたいのは変わらない。(U―18代表で)イングランドに負けたのも影響していますけど。まだどうなるか分からない。その場でちゃんと道を選んで、そこにたどり着ければいいと思います」。
MF伊藤達哉(ハンブルガーSV/ドイツ)
Der letzte Kandidat: @rey10tatsuya vom @HSV hat überzeugt und ist der #BLRookie der Saison? Dann stimme ab für den Nachwuchs-Star beim #Bundesliga Rookie Award by TAG Heuer ➡ https://t.co/5E7TNzd4gr #DontCrackUnderPressure pic.twitter.com/JgxaDUSdoG
— BUNDESLIGA (@Bundesliga_DE) 2018年5月26日
2017-18シーズンはトップチームに抜擢され、ブンデスリーガで20試合に出場。チームは無念の2部降格となったが、キレのあるドリブルで大きなインパクトを残した。自分の武器であるドリブルについては「僕のドリブルは1対1で抜き切る。チャンスメイクするドリブラー」と説明する。
小柄ながら切れ味鋭いドリブルが武器
柏U―18を経て15年にハンブルガーSVへ完全移籍。2年間、アンダーカテゴリーで研鑽を積み、17年9月25日のレーバクーゼン戦でドイツデビューを果たした。1メートル66と小柄ながら切れ味鋭いドリブルを武器に、17~18年シーズンは20試合出場。ドイツ国内での年間最優秀若手選手候補にも選出された。今季も開幕から3試合連続で出場している。
MF堂安律(FCフローニンゲン/オランダ)
日本サッカー協会(JFA)は30日、9月に行われるキリンチャレンジカップ2018に臨む日本代表メンバー23名を発表した。フローニンゲンに所属するMF堂安律がメンバー発表後に自身のインスタグラムを更新し、心境を語った。
「本田圭佑の後継者」として期待される逸材
現在20歳の堂安はガンバ大阪の下部組織出身で、2015年に16歳でトップチームデビューを果たした。2017年夏にフローニンゲンへレンタル移籍で加入すると、2017-18シーズンはエールディビジで29試合出場9得点を記録。今年4月にはフローニンゲンへ完全移籍で加入することが発表されていた。
MF本田圭佑(32=メルボルンV)の後継者として呼び声高いレフティーは、Jリーグ発足後最年少記録となるA代表デビュー弾に期待が懸かる。
MF中島翔哉(ポルティモネンセSC/ポルトガル)
今回の選出に際し、中島は「選ばれたことはすごく嬉しいです。日本でやる初めての日本代表の試合なので、チームの勝利に貢献出来るように頑張りたいです」とコメントした。
ロシアW杯メンバーから落選するも代表復帰
中島は3月にバヒド・ハリルホジッチ監督のもとでA代表に初招集。デビュー戦となったマリ戦では後半アディショナルタイムに代表初ゴールとなる劇的な同点弾を決め、存在感を示した。監督交代劇もあり、ロシアW杯メンバーからは落選したが、3月以来の代表復帰となる。
GKシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)
アメリカ人の父を持ち、仙台育ちの26歳は東北学院高、中央大を経て2014年に地元ベガルタ仙台に加入。同年4月にJ2ロアッソ熊本へ期限付き移籍し、同月のJ2第9節V・ファーレン長崎戦ですぐさまJリーグデビューを飾った。一度仙台に戻った後、熊本や松本山雅FCなどで主力としてプレーし急成長。17年に古巣の仙台に再び呼び戻されて以降、正GKとして君臨しているが、怪我の多さが玉に瑕で本人も自覚している。
『キャプテン翼』の若島津に例える記事も
東北学院中3年までは守備的MF。当時の鍛錬で左右のキックは正確だ。また、その長身を生かし、16年のJ2松本在籍時には「反町監督がFWで使おうと(フィールドプレーヤー用の背番号1の)ユニホームを準備していた」と松本関係者。練習中にもセットプレーや終盤のパワープレーを想定して、FWとして練習。FWシュミットは試合では実現しなかったが、高さと足元の技術の高さから生まれたプランだった。松本で着用することのなかったフィールド用ユニホームは移籍する際にもらったという。
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