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サムスン、一部スマホ生産をベトナムに移管 新型ウイルスで

ロイター / 2020年3月9日 9時31分

 3月6日、韓国のサムスン電子は、同国南東部亀尾市のスマートフォン工場を再度閉鎖すると発表した。写真は2018年3月撮影(2020年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 6日 ロイター] - 韓国サムスン電子<005930.KS>は6日、スマートフォン生産の一部を国内からベトナムに一時的に移管すると発表した。同社では従業員の1人が新たに新型コロナウイルス陽性と診断され、多くの感染者が出た南部の大邱に近い亀尾の工場の一時的な閉鎖を余儀なくされた。

広報担当者によると、旗艦機種「ギャラクシーS20」や折りたたみ可能な新型スマートフォン「ギャラクシーZフリップ」を生産している同工場は7日に再開されるという。

2月下旬以来、亀尾工場では従業員計6人の感染が判明し、何度も一時的な操業停止に追い込まれていた。

サムスンは声明で、一部のスマートフォン生産をベトナムに移転するのは、「消費者により効果的で安定的に、タイミング良く製品を供給できるようにするためだ」と述べた。

*見出しと内容を更新しました。

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