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米労働市場にスラック、完全雇用達成に時間必要=ダラス連銀総裁

ロイター / 2021年4月14日 23時55分

[14日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は14日、米国で完全雇用が達成されるまでしばらく時間がかかるとの認識を示した。

カプラン総裁は、米労働市場には大きなスラック(需給の緩み)が存在しており、完全雇用を取り戻すには時間がかかると指摘。ただ、パンデミック(世界的大流行)が収束し、他のベンチマークが達成されれば、連邦準備理事会(FRB)が実施している異例の景気支援策の引き揚げを提唱すると述べた。

また、米10年債利回りが今年上昇することは理にかなうとし、警戒する必要はないとの考えを示した。

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