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ラーメン「天下一品」コラボ相手にモテる理由 ローソン、ピザハット、「ベビースター」も

J-CASTニュース / 2024年2月29日 12時10分

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天下一品の「こってり」ラーメン

ローソンと、京都発祥のラーメンチェーン店「天下一品」がコラボレーションした商品が2024年2月27日に発売した。天下一品が監修したチルド麺「こってりラーメン」や「こってり天津チャーハン」など、全6品だ。

天下一品は、2023年7月におやつカンパニーと「ベビースタードデカイラーメン こってり味」などを、24年1月にピザハットと協力して「こってり風ラーメンピザ」を、それぞれ販売している。「天下一品コラボ」人気の背景を、専門家に聞いた。

「ラーメンピザ」想定の4倍以上売り上げた

天下一品は、全国219店舗(2024年2月27日時点)を展開する。鶏ガラだしと数十種類の野菜でとった濃厚な「こってり」スープが特長だ。

ピザハットは天下一品とコラボの際、「今までににない奇想天外なピザを開発」を掲げた。ピザ生地に本格ラーメン、天下一品監修のこってりソース、特製チャーシュー、モッツァレラチーズなどを使ったピザを共同開発。2024年1月22日から販売開始し、想定の4倍以上を売り上げた。

天下一品は食品以外の「異色コラボ」も実現。スポーツブランド「le coq sportif(ルコックスポルティフ)」と限定スニーカーを製作し、ラーメンスープやネギ、チャーシューなどの色を取り入れた商品を開発している。

消費経済アナリストの渡辺広明氏に、天下一品が「モテモテ」の理由を聞いた。

同氏によると、コラボには大きく分けて(1)キャラクターコラボ、(2)名店コラボ、(3)映画やテレビ番組などのコンテンツとのコラボ、があるという。(1)と(3)は、特定ファンのような固定客層に向けた販売だ。一方、(2)は一般客の購買意欲を刺激し、商品として買い手の幅が広いと説明した。

そのうえで、天下一品のコラボは、天下一品の熱狂的なファンや愛好家といった特定層にリーチできるうえ、名店コラボのように幅広い世代にアピールできる。つまり、2つの幅広い購買層に訴求できる強みがあると分析した。

明確な味の特長が再現しやすい

今回のローソンとの食品コラボの場合、コンビニの開発者にとっては、天下一品の「こってり濃厚なスープ」「どろりとした形状」という明確な味の特長が再現しやすい点を説明。「開発しやすくて広い購買層の手に届きやすく、付加価値も付けやすいことが、天下一品コラボの強みです」と話した。

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