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エピソード投稿や「いいね!」の数で保護犬・保護猫におやつが届く 主催団体に狙いを聞いた

J-CASTニュース / 2024年3月10日 8時0分

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保護犬・保護猫にしあわせを(「STORY with PET」ホームページより)

動物専門の寄付サイトを運営する公益社団法人アニマル・ドネーション(東京都港区)は、保護犬や保護猫におやつを寄付するプロジェクト「STORY with PET」を2024年3月1日に始めた。ペットとのエピソード投稿やSNSでのフォロー、「いいね!」に応じて保護犬・保護猫におやつが寄付される。寄付金ではなく、おやつの現物を届けるのが特徴だ。主催団体に、その狙いを聞いた。

保護犬・保護猫に嗜好品のおやつを提供できる団体は限られる

犬や猫たちにとっておやつは幸せの時間のひとつだ。だが、おやつを食べたことがない保護犬・保護猫もいる。

保護された後、生きるためのご飯や安全な家、治療などが優先され、嗜好品であるおやつまで提供できる団体は限られている。保護犬・保護猫にもおやつを食べてみてほしい。幸せを感じてほしい。そんな想いから、「おやつを寄付する」プロジェクト「STORY with PET」が立ち上がった。

プロジェクトは今回が6回目。ペットとのエピソード投稿やSNSでのフォローと「いいね!」に応じて保護犬・保護猫におやつが寄付されるというもので、期間は4月30日まで。

エピソードの投稿はプロジェクトのウェブサイトで受け付けており、1投稿につき100円分のおやつが寄付される。

さらに、主催団体の公式インスタグラム、X、フェイスブックの固定投稿についた「いいね!」の数1つにつき50円分のおやつが寄付される。上限はそれぞれ、2000投稿と2000いいね!となっている。

「保護犬猫たちへ想いを馳せた時、直接おやつが届く企画がいいのでは!と考えました」

アニマル・ドネーションの西平衣里代表理事は3月5日、J-CASTニュース編集部の取材に応じ、プロジェクトを始めたきっかけについて、次のように説明した。

「愛されている犬や猫はたくさんいると思うのですが、その一方で、飼い主から破棄されたり、外で生きている保護すべき犬猫たちがたくさんいます。かわいらしい犬猫の画像と共に想いをサイトに集めることで、それを読んだ方々が共感し、そして、その数だけ保護犬猫たちを救うことができないか、と考えた企画が『STORY with PET』です。ペットと一緒に暮らす方の数だけすばらしいSTORYがあると思っています」

また、今回おやつを寄付することについては次のように語ってくれた。

「前回までは寄付金にしていました。今回は寄付金をおやつにして保護団体さんへお届けし、保護された犬猫たちにプレゼントします。犬も猫もおやつが大好きです。幸せそうに食べる姿は私たちを幸せにしてくれますよね。でも保護犬猫たちの中には、そんな幸せを知らない、おやつを味わったことすらない子たちも多々います。そんな保護犬猫たちへ想いを馳せた時、直接おやつが届く企画がいいのでは!と考えました。この企画を見た方が、動物福祉の問題を知り、より日本の犬猫の環境が良くなることも目指しております」

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