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米2月中古住宅販売9.5%増の438万戸 1年ぶり高水準 供給不足が改善

ロイター / 2024年3月22日 1時34分

全米リアルター協会(NAR)が21日発表した2月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比9.5%増の438万戸と、昨年2月以来1年ぶりの高水準となった。2019年7月撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)

[ワシントン 21日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が21日発表した2月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比9.5%増の438万戸と、昨年2月以来1年ぶりの高水準となった。月間の増加率も1年ぶりの高さを記録した。販売の足かせとなってきた供給不足の改善や住宅ローン金利の低下が寄与した。

ロイターがまとめた市場予想は394万戸だった。

供給は5.9%増の107万戸。前年比では10.3%増加した。

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅供給の増加が市場の需要を満たす一助となっている」と述べた。

ただ、住宅在庫はコロナ禍前の約200万戸を依然として大幅に下回っている。

地域別では人口密度の高い南部のほか、中西部、西部で増加した。北東部は横ばいだった。

全体の販売戸数の前年同月比は3.3%減少した。

2月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は2.9カ月。前年同月は2.6カ月だった。健全な需給バランスは4─7カ月とされている。

販売価格の中央値は前年同月比5.7%上昇の38万4500ドル。住宅価格は4地域全てで上昇した。

住宅が市場に出ていた期間は38日で、前年同月の34日から増加した。

初回購入者の割合は26%と、前年同月の27%から幾分低下した。堅調な住宅市場動向を維持する水準は40%とされている。

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