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マイクロソフト、新興インフレクションAIとライセンス契約=関係筋

ロイター / 2024年3月22日 11時16分

 3月21日、米マイクロソフトは、人工知能(AI)の米新興企業インフレクションAIに約6億5000万ドルを支払って同社のAIモデルを利用するライセンス契約を結ぶとともに、同社の共同創業者らを含む大半のスタッフを採用することで合意した。パリで2月9日撮影(2024年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

Krystal Hu

[21日 ロイター] - 米マイクロソフトは、人工知能(AI)の米新興企業インフレクションAIに約6億5000万ドルを支払って同社のAIモデルを利用するライセンス契約を結ぶとともに、同社の共同創業者らを含む大半のスタッフを採用することで合意した。事情に詳しい筋が21日、ロイターに明らかにした。

マイクロソフトのクラウドサービス「アジュール」でインフレクションのモデルが利用できるようになる。

採用するのはムスタファ・シュレイマン、カレン・シモニヤン両共同創業者や、従業員70人の大半で、「マイクロソフトAI」という新設の消費者向けAI部門に配属する。

インフレクションAIは、昨年6月にマイクロソフトと半導体大手エヌビディアから計13億ドルを調達し、生成AIの有名企業に躍り出た。独自のAI基盤モデルを構築し、同社によるとチャットボット(自動応答システム)「Pi」は1日のアクティブユーザーが100万人を超えている。

マイクロソフトは既にAI投資を巡って米連邦取引委員会(FTC)から問い合わせを受けており、専門家によるとインフレクションとの合意によって当局からの監視の目が強まる可能性がある。

マイクロソフトはコメントを控え、インフレクションからもコメント要請への返信はない。

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