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神木隆之介は“芸歴30年のキジン!? 菅田将暉と仲野太賀がイジり倒す

ananweb / 2021年4月20日 20時10分

神木隆之介は“芸歴30年のキジン!? 菅田将暉と仲野太賀がイジり倒す

同じ1993年生まれの菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀の3人が、お笑い芸人トリオ“マクベス”を演じるドラマ『コントが始まる』が、4月17日からスタート。個々に際立つ個性を放ちながら、三位一体となって挑む群像劇に、新境地を期待する声が続出!

金子茂樹オリジナル脚本のドラマ『コントが始まる』。春斗役の菅田さん、瞬太役の神木さん、潤平役の仲野さんが売れない芸人トリオを演じる。20代後半世代を代表する俳優が集まるだけあって、共演者同士の関係性も見逃せない。そこで、クランクイン直前の3人にお互いの印象を聞いてみると、早くも息はぴったりのよう。

太賀は住宅街も走れるトラック。



菅田:二人に対する僕の印象は、太賀は“繊細なキジン”で、神木隆之介は“キジン”かな。



神木:“キジン”はどの漢字よ。



3人:あははは(笑)。



菅田:隆(之介)は“奇しくも人”の方。そして太賀は“鬼の人”。太賀とは付き合いが長いけど、積んでるエンジンがすごくでっかいのに繊細な人だとずっと思ってるんだよね。たとえるなら、住宅街の細い道も走れるトラック。小回りも大回りも利くんだよね。



神木:うん、下道も行けるようなトラックね。

隆はハイな職人気質で陽の力が一番強い。



菅田:隆はテスラモーターズの車で、自動運転もできる。今回初共演なんだけど、それまでは職人気質で物静かなイメージがあったのね。でも会ってみたらこの3人の中で一番、陽の力が強い。職人気質でローなタイプはよくいるけどハイなのは珍しい。



仲野:なるほどな、わかるわ。

もう一人のストック将暉がいる。



仲野:将暉の印象は、あえて言うなら“スタミナお化け”。信じられないぐらいのスタミナで芸能界を駆け抜けてるし、そのパワーは他者の追随を許さないほど。スタミナ切れを見たことがないし。



菅田:オレ、今日切れてるよ。



仲野&神木:あははは。



仲野:芝居では、もう一人のストック将暉がいるわけよ。超忙しいのにハイパフォーマンス連発できるのは、やっぱり普通じゃない。



菅田:ギリギリの綱渡りよ…。

隆は28歳でも芸歴30年でしょ?(笑)



仲野:そして隆は…“キジン”です。



神木:おい、“奇しくも人”か“鬼”なのか、どっちか言ってよ!(笑)



菅田:あははは。そう、同世代でまだこの刺激くるんだ、って。



仲野:イカれたヤツまだいたわって感じ。この距離感で接するのは初だから鮮度がエグいわ。見たこともない“奇しくも人”。今年28歳だけど、芸歴は30年?(笑)



神木:年齢超えてるし!(笑)



菅田:芸歴の方が長いんだ!



仲野:ほとんどの俳優は自分で選んで仕事をしてるけど、隆は物心ついた時からこの世界にいて、辿ってきた道が違う。俳優の人生なんて保証はないしギャンブルだともいえるのに、隆はそのさらに上で、自分のことをある種おもちゃとして楽しんでいる感があって。



神木:ちなみに僕、2歳の時におもちゃのCMでデビューしたけど。



菅田&仲野:すげーな!(笑)



神木:将暉は僕にとっての“勇者”だね。テレビで見ていて、同世代で常に新しいチャレンジをしている、唯一の人だと思ってた。



菅田:神木隆之介に「テレビで見てた」と言われる日が来るなんて。

将暉は道を作ったすごい勇者なんだよね。

神木:ちょうど僕が、このまま芝居だけやって死んでいくのかな、でも何か挑戦して失敗したらどうしよう…って悩んでいる時期に、曲を出してたり役者以外の活動に一歩踏み出しているのを見て、あ、壁を取っ払ってくれた仲間がいたんだ、って。たとえば僕がこれから曲を出すなんてことになってもすでに道を作ってくれたから、活動しやすいわけ。そういう意味でも、すごい勇者!

太賀はタンク的な役割。絶対に崩れない。



神木:太賀はゲームでいうところの“タンク”(防御力の高いキャラ)。敵の攻撃を引きつけて俺がひたすら耐えるから、その間にみんなが攻撃してやっつけてくれ! っていう体力がある。タンクが崩れたら仲間が全滅するという、一番重要な立場でもあるんだよね。菅田 そんな安心感あるよね。



神木:絶対に崩れない。



仲野:そうやって信頼を置いてもらえると、僕が今までやってきたことは間違いじゃなかったのかなって思えて、すごい嬉しい。



菅田:タンクのレベルが高すぎて、ほかはもう仕事せずに勝っちゃう。



神木:もうタンクだけでいいんじゃない? っていうね(笑)。芝居で何をやっても受けてくれて、そしてちゃんと返してくれる。安心という言葉が似合うね。

役を通して同世代の悩みを晴らしたい。



菅田:群像劇って、演じる人たちによって話の見え方が全然変わってくるけど、どんなやりとりであれ、まずはこの“キジン”2人と楽しくやっていけたらいい。



神木:僕は群像劇は初めてなのでワクワクしてる。僕らも周りもそうだけど、20代後半って、現実に対して思い通りにいかないことも多くて、悩みやジレンマを抱えている同級生が多いじゃない? でもそんな悩みとか葛藤を、役を通して晴らせればいいな、と。



仲野:ボディブローのように、じわじわと効いていくといいね。



神木:学生の時、楽しい時間や場所が好きだったけど、人を笑わせるのは難しいって思ったんだよね。



菅田:難しいし、笑わせる人に憧れたよね。



神木:そうそう。で、僕には無理だって挫折したの。でも、じゃあ笑われればいいんだ、って思ってバカなことばかりやってきた。



菅田:わかる! でもその選択をできたのは大人。笑われるかっこよさに気づくの早くない?



仲野:コントを演じる道のりにおいての正解はわからないけど、笑ってもらえるかどうかのゴールは決まっている。そこをめがけて突き進むしかないよね。俳優が面白いことやってるっていうより、芸人がコントをやっているお芝居になればいいなって思うんだよね。



神木:とりあえず、ぶちかましていきたいね!

『コントが始まる』 結成10年である決断を迫られている、売れないお笑いトリオ“マクベス”。一方で、会社を辞めて、妹のつむぎ(古川琴音)と同居しながらファミレスでウェイトレスをしている里穂子(有村架純)。5人を軸に、“最後の青春”にもがく涙と笑いの青春群像劇。『コントが始まる』は4/17(土)22:00、日本テレビ系で放送スタート。

すだ・まさき 1993年2月21日生まれ、大阪府出身。今年は、主演映画『キャラクター』『キネマの神様』『CUBE』の3本が公開を控えている。ドラマ『君と世界が終わる日に』では自身が歌う「星を仰ぐ」が主題歌に採用されて話題に。

かみき・りゅうのすけ 1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。5月28日から公開予定の映画『100日間生きたワニ』では、主人公・ワニの声を務める。公式YouTubeチャンネル「リュウチューブ」では、毎週様々なコンテンツを配信中。

なかの・たいが 1993年2月7日生まれ、東京都出身。昨年は『静かな雨』『生きちゃった』『泣く子はいねぇが』の3本の主演作含め、7本の出演映画が公開。また、「坂元裕二 朗読劇2021」(上演中~4/25・東京公演)に出演。

※『anan』2021年4月21日号より。写真・嶌原佑矢(TRIVAL) スタイリスト・猪塚慶太(菅田さん) 百瀬 豪(神木さん) 石井 大(仲野さん) ヘア&メイク・AZUMA(菅田さん) MIZUHO(ビタミンズ/神木さん) 高橋将氣(仲野さん) 取材、文・若山あや

(by anan編集部)

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