近年の「結婚に関するトレンドの変化」の実態について 結婚相談所マリーミーが見解を発表
@Press / 2019年11月5日 10時30分
年間約1,000件のカウンセリングとコンサルティングの実績を持つ結婚相談所マリーミー(株式会社エムエスピー、本社:東京都渋谷区、代表:植草 美幸)が、近年の「結婚に関するトレンドの変化」の実態についての見解を発表いたします。
マリーミーの代表である植草 美幸は、婚活が厳しいとされる現代社会で、2016年1月から成婚率82%(※)を記録。この実績から、婚活業界の実態を定期的に発信しています(※「植草美幸コース」の成婚率)。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/197161/LL_img_197161_1.png
マリーミー代表:植草 美幸
■「子供部屋おじさん」「子供部屋おばさん」とは?
「子供部屋おじさん」とは、成人になっても実家から離れず、子供の頃から使っていた、実家の子供部屋で暮らす独身の男性のことです。
若い世代は「パラサイト・シングル」と呼ばれていますが、「子供部屋おじさん」とは、主に40歳以上の中高年男性を指します。この言葉が流行した1990年代後半の該当男性達が、そのままスライドしているとも言われています。
「子供部屋おじさん」については、実は高収入の男性もいて、「必ずしも経済的に生活出来ない」というわけではないこともあるようです。そのため、ニートや引きこもりとは異なった概念になりますが、ただ婚活市場では、「親から自立出来ていない」と見なされるだけでなく、「精神的にも親に依存しているのではないか?」という懸念を呼ぶことが多い実状です。
これは実家で暮らす40代以上の女性にも言えることであり、その場合は同じく「子供部屋おばさん」と呼ばれますが、ただ女性の場合は、少し事情が異なります。
■「子供部屋おばさん」よりも、「子供部屋おじさん」の方がモテない
婚活業界での現状を見ていると、「子供部屋おじさん」よりも、「子供部屋おばさん」の方が、総数は断然多いように思います。けれども、異性の拒否反応という意味では、「子供部屋おじさん」の方が深刻です。
マリーミーでの経験値では、女性の約8割は、「親と同居している男性は、婚活の候補から外したい」と言います。これは、以下のような懸念を持つからです。
(1)家事は全部母親にやってもらっていて、ほぼ出来ないのではないか。そのため結婚したら、家事は全部自分がやらなくてはいけないのではないか。(しかも専業主婦の母親の場合、その完璧な家事レベルを要求されるのではないか)
(2)母親との関係が密接で、何か問題があるとすぐ母親が口を出してくるのではないか。
(3)食材の値段はもちろん、ティッシュペーパーなどの生活雑貨がどのくらいの値段で、毎月いくらくらい生活費がかかるかなど、わかっていない人が多いのではないか。また住居費が抑えられている分趣味に自由にお金を使っていたりし、結婚生活における経済観念が合わないのではないか。
・・・などです。つまり、親元にいる男性に対しては、「家事能力・親との関係性・経済観念」に疑問を持つ女性が多いということになります。実際、過去に成婚退会間際で、上記(1)~(3)の問題が現実になり、破談になったカップルもあります。そのため、婚活においては、的外れな見解とも言い切れない部分があります。
一方で、男性側は、そこまで懸念を持たないようです。「親元にいても、家事はいくらか手伝っているだろう」と考えていたり、また経済観念については、ブランド品を持っている女性の方がよっぽど悪印象のようで、親元で同居していることは、そこまでマイナス要素ではないように見受けられます。
■「一度は一人暮らしを」
マリーミーでは、男女共に、「一度は一人暮らしをすべき」と勧めています。これは、上記のような懸念を異性に与えないためにも、また結婚を経て、「夫婦としての生活を安定させる」ためにも、役立つからです。
結婚すれば、自分や家族とは違う価値観や環境で育った相手と一緒に暮らすことになります。また経済的にも精神的にも支え合ったり、病気などでお互いの世話をすることも出てくるでしょう。一方で、すれ違いや、寂しい思いをすることも出てくるかもしれません。
その時に、一度でも一人暮らしをした経験は、役に立ちます。少なくとも一度でも自立したという経験は、いざという時に不安を抑えられたり、自信を持って現実に向き合う糧になるはずです。
今後も結婚相談所マリーミーは、時には苦言を呈することも恐れず、結婚を望む方に時流に合ったアドバイスを行ってまいります。
◆結婚相談所マリーミー代表:植草 美幸(うえくさ・みゆき) 経歴
婚活アドバイザー、株式会社エムエスピー代表取締役。
1995年に、アパレル業界に特化した人材派遣会社・株式会社エムエスピーを創業。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。
以後10年間にわたり年間約1,000組の恋愛アドバイスを行い、業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇る。著書は『なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ』(青春出版社)など多数。
結婚相談所 マリーミー http://marrymeweb.com/ ※成婚退会者数÷全体退会者数で算出
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プレスリリース提供元:@Press
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