Lakeside SysTrack 9.0提供開始 AIOpsを活用したセルフヒーリングを実現 クラウドエディションの提供をスタート
@Press / 2020年2月19日 11時0分
2020年2月19日 ― ワークスペース アナリティクス ソリューション/デジタル エクスペリエンス モニタリングのリーダーであるレイクサイド ソフトウェア株式会社は、最新バージョン SysTrack 9.0を日本で提供開始します。
SysTrack 9.0は、従来のデジタル エクスペリエンス モニタリング機能と機能強化したAIOps※を組み合わせたことで、セルフヒーリング(Self-Healing/自己修復:管理者が自ら問題を自己診断しトラブルを未然に対応する)を可能にします。今まで発生するまで気がつかなかったトラブルをAIOps機能を使い事前検知、問題を特定し自動的に処理を実行することができます。ユーザーのトラブルを未然に検知・解決することで、IT管理者やヘルプデスクのトラブルシューティング業務を大幅に改善します。
Microsoft Windows Virtual Desktop(WVD)などのDaaS環境での利用を見据えて、クラウドエディション(SaaS方式でのSysTrack利用)の提供もスタートしました(日本での提供は準備中)。クラウド版を活用することでシンプルな構成でSysTrackをより早く導入することが可能になります。
また、今回Android OSをプラットフォームに拡充したことでBYOD環境のユーザーエクスペリエンス分析も可能になりました。従来のデスクトップ端末に加えてモバイル端末をサポートしたことによりきめ細やかなユーザー分析が可能、高度でトータルなユーザーエクスペリエンスの把握を実現します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/205813/LL_img_205813_1.png
AIOps(Sensor Trend)
【SysTrack 9.0の主な新機能】
●AIOpsの拡充
エラーや画面変更のような明確な問題が起こっていなくてもSysTrackの多彩なセンサーが多角的な影響分析を可能にしました。また、Windows 10、Office 365、Azureの更新をトリガーに起こる大規模な変更に合わせて発生した事象を効果的に把握する機能を強化しました。AIOpsではEvergreen IT Control Panel ダッシュボードなどを通じて各展開リング内で起こった変更に対し予期しない問題が発生していないかをIT担当者は多角的に分析することが出来ます。
●セルフヒーリングの拡充(センサーアクション)
SysTrackではセンサーの拡充としてセンサーとアクションを紐づけ、既知の問題に対して自動的にアクションで指定した処理を実行できるようになりました。
このセンサーアクションは、ResolveやAIOpsの画面などからヘルプデスク担当者が手動で実行することも可能で慎重な対応が必要なアクションに対しても柔軟な運用オプションを提供します。
●Cloud First - TLS ベースのステートレスな通信
ハイブリッドクラウド環境での利用を見据えて、HTTPSですべて通信されるようになりました。これにより社外からのアクセス時などでもWebアクセスが可能な環境であればSysTrackとシームレスかつセキュアに利用できるようになると共にオンプレミスの展開時もファイアウォールの変更などを最小にして導入を行うことが出来るようになりました。
●Android対応
端末のモバイル化が進み、ユーザーはこれまでのデスクトップ端末だけでなく、タブレットなどのモバイル端末で業務を行うことが増えてきました。SysTrackではより網羅的にユーザーのデジタルエクスペリエンスを分析するため、モバイル対応を進めていきます。
この第一歩としてSysTrack 9.0ではAndroidデバイスに対応しました。今後もSysTrackのモバイルOSへの対応を広げていきます。SysTrack エージェントの導入によってユーザーはモバイルデバイスまで含めたデジタルエクスペリエンスの分析が可能になり、他のMDMソリューションとも競合することなく共存することが出来ます。
●インテグレーションの強化
SysTrack 9.0では、ユーザーのエンドポイント管理で重要になる様々なソリューションとの連携も強化しました。
・Windows Virtual Desktop(WVD)
Lakesideは、WVDのvalue added Service プロバイダーとしてWVDの導入アセスメントと運用を強力にサポートしています。SysTrack 9.0では、WVDの資格情報を使用して WVDのテナントにアクセス、WVDの分析サービスと連携するダッシュボードを提供します。
・Office 365
Graph APIを通じてOffice 365の利用情報を取得できるようになりました。
これによってOneDriveやメールボックスの利用状況などを適切に分析・把握が可能になります。
・Intel EMA(Endpoint Management Assistant)
インテルは、vProの価値を最大限に高めるための無料で利用できるソリューションとしてIntel EMAを昨年発表しました。SysTrack 9.0ではIntel EMAと連携してResolveからIntel EMAにダイレクトアクセス出来る他、これまでのSysTrackでは対応が難しかった電源が入っていないマシンをWi-Fiネットワーク経由で起動し、ブルースクリーンなどが発生している端末に対してリモートからアクセスして操作が可能になります。
SysTrack 9.0 最新情報は、こちらを参照ください。
https://www.lakesidesoftware.com/jp/whats-new
【Lakeside Softwareについて】
Lakeside Softwareは、ワークスペース アナリティクス ソリューション/デジタル エクスペリエンス モニタリングのリーダーです。主力製品SysTrackを活用することでIT部門はエンドユーザーを起点にユーザーエクスペリエンスのモニタリング、分析、最適化を行います。SysTrackは、ユーザーが直接使用するエンドポイントからユーザー操作とシステム性能のデータを直接収集し、その関連性を分析します。その分析結果が、IT活用の重要な4つの分野である ユーザー エクスペリエンス マネージメント、IT資産の最適化、AIOps、デスクトップトランスフォーメーションの改善をもたらします。
Lakeside Softwareの詳細については、 http://www.LakesideSoftware.com/jp をご覧ください。
注釈:
※1 AIOps:Artificial Intelligence for IT Operations
※文中に記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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