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「相棒」右京と犯人のラストシーンで視聴者涙 珍しい行動が話題「はじめて見たかも」【ネタバレあり】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年2月29日 0時35分

 ドラマ「相棒season22」(テレビ朝日系)の第18話「インビジブル~爆弾テロ!最後のゲーム」が28日に放送され、前週で起こった連続爆破事件の解決編が示された。杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の働きで、自首した犯人の真の目的が明かされていったが、その切なくやるせない動機に、心ゆさぶられる人が続出。犯人と右京のラストシーンでは「泣いた!」「ウルウルしました」という声が上がった。また、本編に登場していない大河内首席監察官(神保悟志)の名前がトレンド入りする珍事も発生した。(以下、第18話のネタバレを含みます)

 自分が連続爆破事件の犯人“INVISIBLE(=透明人間)”だと城北中央署に自首してきたのは、IQ150の天才少年・山田(中川翼)。彼は、右京以外とは一切話すつもりはないと、取調室に右京を呼び寄せた。かつてチェスで勝負したことがある山田に、右京は「君とこんな形で向き合いたくなかった」と告げる。山田は「この取調べが僕にとっての勝負です」と右京に宣戦布告した。

 山田は、名前も住所も年齢も語らない。「僕がいろいろ話したらゲームになりません」という山田に、「これはゲームなんかじゃありません!」と右京は語気を強める。「僕にとっては捨て身のゲームなんです。捨て身になるしか杉下さんには勝てません」という山田は時間を気にしており、右京は彼がまだ何かを企んでいることに気づく。

 那須野副署長(永倉大輔)にはかわされてしまったが、薫は署内での聞き込みで、爆破事件の被害者・牧野文雄(山形匠)が退職する1か月前に、過去金森翔吾(井上拓哉)という警察官が自殺しており、同時期に柿沼勇作(横山涼)が辞職していたことを突き止めた。柿沼に聞いたところ、金森は牧野に壮絶なパワハラを受けていたという。しかも、山田征志郎市長(升毅)の息子で署長の山田正義(金井浩人)に直談判したが、「君は施設で育ったといったね、だから常識がないんだね」と言われ、それで心が折れたことが自殺の原因だったらしい。しかも署長はそれらを隠蔽していた。

 城北中央署の独身寮のごみ置き場が爆破された。時限装置で爆破をしたのは、山田と結託して一連の事件を起こしている本城卓(吉田日向)。彼は作業員として警察署内に潜入していたのだ。まだ爆弾があるという山田に、右京は「必ず止めて見せます」と言い放つ。

 金森が育った児童養護施設で、右京と薫は彼は正義感が強かったと聞いた。施設の子どもたちは、18歳になると大人の庇護を受けられなくなる。彼らの苦労や悩みや本当の姿は、世間の人の目には見えない、世間から見放された人=インビジプルピープルだという先生の言葉は、連続爆破犯の名乗った“INVISIBLE”に通じる。さらに、金森には弟のように可愛がっていた2人の少年がいたと判明。山田希望(のぞみ)と本城卓だった。

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