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【大阪府 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 山肌に美しい模様を描く段々畑

CREA WEB / 2024年3月24日 11時0分

 寒さの中で力を蓄えた草木がパワフルに芽吹き、次々と花を咲かせて景色をカラフルに染め上げる春がやってきました。日本各地に、今しか見られない、かけがえのない美しい景色が広がっています。

 今回は大阪府が誇る、春の絶景・風物詩をピックアップ。自然が織りなす奇跡の景色に会いにいきませんか?


◆下赤阪の棚田


下赤阪の棚田。写真提供:(公財)大阪観光局

 大阪市内から車で1時間弱の場所にある千早赤阪村。自然豊かなこの村ではいたるところで棚田が見られるが、なかでも有名なのが鎌倉時代の武将・楠木正成ゆかりの地「下赤坂城址」の裾野に広がる「下赤阪の棚田」。

「日本の棚田百選」の一つであり、山肌に美しい模様を描く段々畑はカメラマンからも人気の撮影スポット。四季折々で情緒あふれる景色が楽しめ、春には水を張った棚田の水面に青空や夕焼け空が映り込む、幻想的な光景が堪能できる。

見ごろの時期:5月ごろ

下赤阪の棚田(しもあかさかのたなだ)

所在地 大阪府南河内郡千早赤阪村大字森屋
https://osaka-info.jp/spot/shimoakasaka-terraced-paddy-fields/

◆造幣局 桜の通り抜け


造幣局 桜の通り抜け。写真:a.p.renderer/イメージマート

 大阪市内に数ある桜の名所のなかでも、種類豊富な桜が楽しめるのが「造幣局 桜の通り抜け」。造幣局構内には珍しい品種の桜が多く、約140品種、約340本の桜の木があるという。

 この桜を一般市民も見られるようにと、明治16(1883)年に始まったのがこちらのイベント。構内の旧淀川沿い約560メートルの通路が1週間限定で解放され、ほかでは見ることができない品種など、種々様々な桜を観賞できるのが大きな魅力だ。

 入場は事前申し込み制(先着順)となっており、3月中旬ごろ、開催期間が決まった時点で造幣局ホームページにて受付開始日時が公表される。詳細はホームページでチェックを。

開催時期:2024年4月5日(金)~4月11日(木)

造幣局 桜の通り抜け(ぞうへいきょく さくらのとおりぬけ)

開催地 大阪府大阪市北区天満1-1-79
https://www.mint.go.jp/

◆道明寺天満宮の桜


道明寺天満宮の桜。写真:Batsuamaru_Photo/イメージマート

 藤井寺市にある「道明寺天満宮」は、学問の神様と崇められる菅原道真公を祀る、1400年以上の歴史を持つ神社。

 境内では梅をはじめ、たくさんの花々が見られ、春にはソメイヨシノを中心に約10種類、200本の桜が盛大に咲き誇る。

 見ごろの時期には境内が多くの参拝客で賑わい、満開の桜の下で花見を楽しむ人たちの姿も見られる。

見ごろの時期:3月下旬~4月上旬

道明寺天満宮の桜(どうみょうじてんまんぐうのさくら)

所在地 大阪府藤井寺市道明寺1-16-40
https://www.domyojitenmangu.com/index.html

◆大阪城公園の桜


大阪城公園の桜。写真提供:(公財)大阪観光局

 都会のオアシスとも呼ばれる、自然豊富な「大阪城公園」。関西屈指の桜の名所として知られ、園内には約3,000本の桜が点在する。

 特に桜が密集しているのが、西の丸庭園。約300本もの桜が植えられており、気象庁が大阪府の桜の開花宣言の際に基準とする「標本木」もここにある。

 気象庁が開花宣言を行うと、その同日夜に天守閣が桜色にライトアップされる。

見ごろの時期:3月下旬~4月中旬

大阪城公園の桜(おおさかじょうこうえんのさくら)

所在地 大阪府大阪市中央区大阪城
https://www.osakacastlepark.jp/

◆大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ


大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ。

 大阪市の人工島・舞洲にある大阪まいしまシーサイドパークは、美しいネモフィラの景観が楽しめる公園。

 毎年4月上旬~5月上旬頃、ネモフィラが見ごろを迎える時期に合わせて「ネモフィラ祭り」が開催され、Instagramフォトコンテストなどが行われる。

 約4.4ヘクタールの広大な敷地で見られるネモフィラの数は、約100万株と関西で最大規模。大阪湾を背景にたくさんのネモフィラが咲き誇り、丘一面が鮮やかなプラチナブルーに染め上げられる。

 また、園内には桜並木やチューリップ畑もあり、ネモフィラとコラボレーションした色とりどり景色が眺められる。

2024年ネモフィラ祭り開催期間:2024年4月6日(土)〜5月6日(月・祝)

大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ(おおさかまいしまシーサイドパークのネモフィラ)

所在地 大阪府大阪市此花区北港緑地2丁目
https://seasidepark.maishima.com/

◆花博記念公園鶴見緑地のネモフィラ


花博記念公園鶴見緑地のネモフィラ。

 花博記念公園鶴見緑地は、EXPO'90「国際花と緑の博覧会」会場の跡地を再整備して造られた、約123ヘクタールの広さを誇る公園。

 丘の上に立つ風車の足下いっぱいにネモフィラが咲き誇り、まるでオランダに来たような気分に。真っ青なネモフィラの花と青い空がマッチし、白い風車が美しいコントラストを生み出す様は圧巻。

 さらに3月下旬以降になると様々な色のチューリップとのコラボが見られ、素晴らしい景色が楽しめる。

花博記念公園鶴見緑地のネモフィラ(はなはくきねんこうえんつるみりょくちのネモフィラ)

所在地 大阪府花博記念公園鶴見緑地
https://osaka-info.jp/page/tsurumiryokuchi-expo-commemorative-park

◆狭山池公園の桜


狭山池公園の桜。

 狭山池公園は、早咲きの桜、越の彼岸が多く植えられており、大阪で最も早くお花見が楽しめるスポット。

 3月下旬から約1,000本もの桜が咲き、一面がピンクの世界に。池の北脇には、世界的建築家の安藤忠雄氏が設計した狭山池博物館もあり、1400年分の池の土層断面など圧巻の展示は“大人の歴史見学”にぴったりだ。

狭山池公園の桜(さやまいけこうえんのさくら)

所在地 大阪府大阪狭山市狭山2-974-6
https://osaka-info.jp/page/sayama-pond

◆川崎橋からの桜


川崎橋からの桜。

 北区天満と都島区網島町を結ぶ自転車と歩行者専用の「川崎橋」。

 造幣局の南門近くにあるので“桜の通り抜け”を堪能した後、大川べりに咲く桜を眼下に渡るのがおすすめ。

 夜はライトアップされた屋形船や高層ビルが輝く“水の都”ならではの美しい情景が広がり、こちらも一見の価値あり。

川崎橋からの桜(かわさきばしからのさくら)

所在地 大阪府大阪市北区天満1丁目~都島区網島町
https://osaka-info.jp/page/kawasakibashi-bridge

◆こいのぼりフェスタ1000


こいのぼりフェスタ1000。

 毎年4月下旬~5月上旬に開催される高槻市「こいのぼりフェスタ」は、約1,000匹の鯉のぼりを芥川上空に泳がせ、子供たちの健やかな成長を願うイベント。

 市民寄贈の鯉のぼりや幼稚園児たちの手作り鯉のぼりなど、こいのぼりのデザインは個性豊か。演奏会や太鼓、小学生のステージや模擬店もあり、1日中楽むことができる。色とりどりの鯉のぼりをバックに、写真撮影もおすすめだ。

こいのぼりを泳がせる期間:2024年4月22日(月)〜5月5日(日・祝)
イベント開催:2024年4月29日(月・祝)

こいのぼりフェスタ1000

所在地 大阪府高槻市清福寺町12-12
https://koinoborifesta1000.jimdofree.com/

◆大相撲三月場所


大相撲三月場所。

 荒れる好取組が特徴の大相撲三月場所は、大阪の春の風物詩。例年力士が訪れて土俵を作ったり、地域の幼稚園児らと交流したりして大阪のまちを闊歩し、一帯が華やかな雰囲気に包まれる。

大相撲三月場所(おおずもうさんがつばしょ)

所在地 大阪府大阪市浪速区難波中3-4-36
https://osaka-info.jp/page/sumo-osaka

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

文=佐藤由樹

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