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2024年予測:金融サービス業界向け12のテクノロジーとトレンド予測

Digital PR Platform / 2024年1月17日 11時14分

SASのエキスパートやエグゼクティブは、
生成AIを始めとするテクノロジーが業界を再構築することで、金融サービス業界にとって2024年は大きな可能性と潜在的脅威が混在する年になると予測


AIおよびアナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、金融サービス業界が消費者やステークホルダーの期待に応えようと奮闘する中、2024年はさまざまな成功と失敗が混在すると予測しています。他業界と同様、金融サービス業界も生成AI(https://www.sas.com/ja_jp/insights/analytics/generative-ai.html
)の爆発的は普及への迅速な適応を強いられる一方で、規制や倫理的課題感の高まりへの対処が求められてきました。銀行、保険会社など、金融各社はこの先1年、生成AIを始めとする革新的な技術のもたらすリスクとリターンのバランスをどのように取っていくことになるのでしょうか。

銀行破綻が拍車をかけるリスク管理の見直し
2024年にはさらに多くの銀行が破綻することになり、銀行はリスク管理において最も重要な「この銀行がデフォルトに陥る確率はどの程度あるのか?」という問題を意識せざるを得なくなるでしょう。そして、実存する問題に応えるために、ツールやテクノロジーを導入することでしょう。リスク担当者を対象に行った最新の調査(https://www.sas.com/en/whitepapers/celent-modernizing-asset-liability-management-113505.html
)によると、80%の企業が自社の資産負債管理(ALM)部門の大幅な改革を検討しています。しかし、自社においてALMとその他のリスク部門やビジネス部門とのデータ共有が完全自動化されていると回答した企業は、全体の3分の1以下に留まりました。今こそ、この状況を変える時です。

– SASのリスク調査および定量ソリューション担当マネージングディレクター、ドナルド・ファン・デベンター(Donald van Deventer)

生成AIがもたらす「詐欺の暗黒時代」が不正対策の進化を後押し
消費者が詐欺に対する警戒感(https://www.sas.com/en/whitepapers/faces-of-fraud-113582.html
)を高めていることを示しているにもかかわらず、生成AIやディープフェイク技術は詐欺師が数兆ドル規模の犯罪技術を磨く手助けをしています。フィッシングメッセージはますます洗練され、偽のWebサイトは驚くほど本物そっくりになっています。詐欺師は数秒間の音声があれば、シンプルなオンランツールを使用して5ドルで音声クローンを作成できます。私たちは詐欺の暗黒時代に突入しつつあり、銀行や信用組合はAIを導入することで失われた時間を何とか取り戻そうとするでしょう。こうした動きは、間違いなく、急増するAPP(承認済みプッシュペイメント)詐欺やその他の詐欺に対して、金融機関により大きな責任を強いる規制上の変化が発端です。

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