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2024年予測:金融サービス業界向け12のテクノロジーとトレンド予測

Digital PR Platform / 2024年1月17日 11時14分

– SASのリスク・リサーチおよび定量的ソリューション 上級顧問、ナイーム・シディキ(Naeem Siddiqi)

会話型AIによってカスタマー・エクスペリエンスは新たな次元へ
チャットボットはすでに金融サービス業界でも一般的になっていますが、より人と人とのやり取りに近いチャットボットになったらどうでしょうか?2024年には生成AIがさらに進化し、保険会社や銀行を始め、さまざまな業界の企業でより現実となることでしょう。会話型AIのそうした進化は、顧客とのミュニケーションを効率化する上で重要な役割を果たします。これによって、組織は従業員をより複雑なタスクやシナリオに優先的に振り分けられるようになるため、業務の効率化やコスト削減を促進できます。

– SASのリスク・リサーチおよび定量的ソリューション、グローバル・インシュアランス・リード、オアナ・アブラメスク(Oana Avramescu)

デジタルバンキング革命における「バンクレス(銀行不要)」が拍車をかけるAIイノベーション
2024年、先進的な銀行は、デジタルバンキング革命の恩恵を最も受けるのは誰で、誰が取り残されているのかを見極めることによって、より包括的なカスタマー・エクスペリエンス(CX)の創造に努めるでしょう。メインストリートやショッピングモール内にある支店数が激減したことで、大量の口座保有者が『バンクレス(https://www.sas.com/en_gb/news/press-releases/2023/november/up-to-a-million-could-be-bankless-in-months.html
)』の状態に陥りました。デジタルに自信のない人たちに金融プロバイダーとオンラインでやり取りするという難題が突き付けられているのです。一方で、2021年末の調査によると、英国では顧客の4分の1が今後2度と銀行の支店に足を踏み入れることはないだろうと回答しています。先見の明を持った金融機関は、AIを搭載したデジタルエンゲージメントを充実した支店エコシステムに織り込んで、競争における差別化要因として、顧客とのつながりを強化し、シームレスなCXを実現しようとするでしょう。

– SASのグローバル金融サービス担当ディレクター、アレックス・クビアトコウスキ(Alex Kwiatkowski)

AIの「説明可能性」が保険の意思決定の公平性と透明性を促進
AIが保険業界の倫理的再調整に火をつけることができるでしょうか?2024年にはその答えを見つけることになるでしょう。保険数理的に正当化されたリスク判断は、意図せずして歴史的に社会から疎外されてきた人たちの不公平をさらに助長する可能性があります。しかし、保険会社がAIや機械学習を導入するためには、 自社のモデルやアルゴリズムがどのような判断(例えば保険料や保険請求の決定など)を下すのかを理解する必要が生じます。このようなAIの説明可能性によって、保険業界全体を通じた透明性と公平性の新たな基準が設定される可能性を秘めています。

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