2010年代の結婚事情……スペシャリストが提案する“とり婚”のすすめ
Entame Plex / 2016年6月24日 16時48分
2010年代の結婚事情……スペシャリストが提案する“とり婚”のすすめ
デキ婚をはじめ、事実婚や同類婚、さらには週末婚や通い婚など、ここ最近は結婚にも様々な形があるけれど、今回紹介するのは“とり婚”。
これは“とりあえず結婚”の略ですが、未婚率が高くなっているだけにもしかしたらそれもありかも……なんて思う反面、“とりあえず”なんてノリで結婚しても離婚しちゃうんじゃないの……なんて思いも。
そこで今回は、そんな“とり婚”を提唱し、先日著書「とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。 -」を発表した日本の夫婦、家族問題のスペシャリスト、池内ひろ美さんに話を聞いてみました。
みんな“とり婚”するべきなんでしょうか?
さてその答えとは……。
―― “とり婚(とりあえず結婚)”というのは、かなり刺激的なネーミングですね。
「私はこれまで20年以上結婚に関して様々な相談を受けてきましたが、最近はその内容が変わってきたんです。以前は“夫が浮気した”、“暴力を振るう”といったものから、嫁姑問題、子どものしつけのことなど、すでに結婚しているという前提での相談ばかりでしたが、ここ2、3年はどうしたら結婚できるのか、大事な長男(娘)が結婚しない、できないといった相談が増えていて。その理由を考えると、結婚をさも大きなものとして捉え、そこに憧れ、幻想を持っているためにできないのではないかと思ったんです。だから、そんなに深く考えずにもっと軽い気持ちで結婚してみたらどうですか、というこれは提案なんです。そもそも“とりあえず”という言葉自体、軽い気持ち、安易なことを指すわけではなく、“まずはやってみましょう”という意味もありますし。前向きにまずは結婚してみましょうと」
―― 最近の若い方は結婚願望はありつつも、恋人を作るのが面倒。しかも、その理由はコストパフォーマンスが悪いから、なんて言われていますが。
「若い方は結婚のデメリットばかり考えているようなんですが、結婚をメリット、デメリットで考えること自体がナンセンスだと思います。結婚はしてみないとわからない。結婚=コスパが悪いというのは、自分の時間が奪われる、使えるお金が限られるといった理由からだと思いますが、そんな了見の狭いことを言っていたら人として成熟できません」
―― ただ、とりあえず結婚というとどうしても離婚という言葉が頭をよぎります。離婚率も年々増えていますし。
「大きな問題のひとつに、失敗することを恐れすぎるという面があると思います。私自身一度離婚していますが、それは大失敗ではありません。失敗するぐらいならしない方がいいという考え方もありますが、そうではなくて経験としてひとつでも多くのことを行うことで成長に繋がると思います」
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